◎天京←白+シュウ


※若干ドラマCDネタ(シュウの妹の声優)入りますがネタバレともならない些細なことなので大丈夫だと思います




白「痛いいぃい痛いいぃいぃぃ!!苦しいぃいいい!!」

シュウ「何、白竜のたうち回って。なにかの病気?移さないでよ」

白「そうかもしれん…俺は今病気なのだ。きっと生涯治ることのない永久の病…!発病した者はそれから逃れることはできない!シュウはかかったことがないのか!」

シュウ「嫌っ近づかないでよ」

白「そうだろうとも、それは誰でもかかる気の病…!つまり!俺は今愛しの剣城のことを考えていた!ああ剣城…遠き地のこのゴッドエデンとお前のいる町とを隔てた壁はこんなにも遠く険しい…お前はまだ俺の好きな剣のような剣城でいてくれているだろうか…これでは気になって夜も寝ることしかできん」

シュウ「それは白竜が疲れて倒れるからじゃない」

白「だから俺は考えた!俺は一時この島を出て剣城に会いに行く!」

シュウ「なら僕も天馬に会いに行こうかなー」

白「というわけで雷門まで送ってくれシュウ」

シュウ「しょうがないなぁ。えーい」









シュウ「着いたよ」

白「何回やってもらっても何をしたのかわからないな」

シュウ「禁則事項です☆」

白「さて我が宿敵剣城はどこだ?」

シュウ「あ、あそこ」

白「ふむ。どうやら部活中らしいな。グラウンドを駆ける剣城も力強く見惚れ」

シュウ「天馬ぁー!!」

白「あ、おいシュウ!抜け駆けなど認めていないぞ!」



京「天馬、そろそろ休憩するぞ」

天「わかったー!じゃあ最後に一回…」

京「!あれか」

天「うん!」

京「よし、いくぞ!」

天・京「ファイアトルネードDD!!」

白「うぶっ」

天「あれ?誰かに当たった?皆がいない方に打ったはずなのに」

京「あれは……天馬、早く校舎ん中に」

天「え?」

シュウ「てーんま!!」

天「うごぅふ」

京「てんまああぁああ」

天「喉にモロ入った…死んじゃうよシュウ…てかなんでここに…うっ」ガクッ

京「いやあぁあああ天馬あぁああ!!」

シュウ「あれ?精一杯抱擁したはずだったのに…」

京「お前ダークエクソダス出して化身スライドしながら突っ込んできたらそうなるだろ!どういうことだ!」

シュウ「少しでも早く天馬に近づきたかっただけなのにー、ブー☆」

京「妹の声が一緒だからって真似して許されると思ったら大間違いだからな」

白「つ、剣城…俺のことも心配してくれ…」

京「なんだいたのかバカ竜」

白「フッ…宿敵だと認め合った仲じゃないか連れないな」

京「『サッカーの』な。部活の邪魔しに来たんならとっとと島に帰れ」

白「失敬な!俺は好敵手であるキサマに会うためにわざわざ出向いてやったんだ!感謝しろ!」

シュウ「恋の病じゃなかったの?」

白「うわあああ違う!違わないが違うぞ剣城!!」

京「別にお前が来る理由に興味はない」

白「なんだと!?俺はこんなにもお前のことを思っているのにか!!?」

シュウ「自分の気持ちを人に押し付けるのはよくないなぁ白竜」

白「なんだと!?」

シュウ「そんなんだからいつまで経っても自称:一流なんだよ」

白「自称!!?俺の一流は自称だったのか!!?」

シュウ「だって君のライバルは剣城だろう?その剣城が一度でも君のことを一流だと言ったことがあったかい?」

白「…ない…」

シュウ「ね?」

白「つ、つつつ剣城!!!」

京「ちょ、おま、ひっつくな!」

白「俺を一流だと認めろ剣城!お前の唯一無二の宿敵で好敵手かつ未来の夫婦となるこの俺を!」

京「オレはお前に言わせれば三流なんだろう?だったらライバルのお前も三流程度だってことじゃないのか」

白「ええいそれは違う!俺は一流で究極の」

天「うーん…剣城ぃ…?」

京「天馬!!」ベリッ

白「ぐぶわっ」

京「天馬!良かった…大丈夫か?まだ痛むか?冷やすもの持ってくるか?」

白「この温度差」

シュウ「今更だと思うよ」

天「もう大丈夫。心配してくれたんだ、ありがとう京介」

京「べ、別に…そこまで心配だったわけじゃない」

天「またまたー!照れてる京介もかわいいよ!」

京「…お前の方がかわいい」

天「えー京介の方がかわいいよ」

白「ギリギリギリギリギリ」

シュウ「だから言ったじゃないリア充見せつけられて終わりだって」

白「言ってない!一言も言ってない!」

シュウ「はいはい。白竜には僕がいるじゃない、ほらおいでおいでー」

白「犬じゃない!!」

シュウ「じゃあちょっと天気を変えて」

白「ハクリュウでもミニリュウでもカイリューでもない!!」

天「よーしよしよしよし」

白「ムツゴ◯ウでもないっていうか何も関係ないな!!!!もういい、帰るぞシュウ!」

シュウ「はいはーい。じゃあまたね天馬、剣城」

天「化身スライドして突っ込んでこないなら歓迎するよ」

京「白竜」

白「なんだ剣城、お前も俺を侮辱するのか」

京「今度は茶化しに来るんじゃなくてサッカーやりにこいよ」

白「剣城…」

京「タイミングが良ければ相手ぐらいしてやる」

白「…」

シュウ「白竜?」

白「ふ…ふ、フハハハハハハ!いいだろう剣城!!今度会うときは貴様の息の根を止めてやるから覚悟しておけ!!」

天「どこの小者の捨て台詞」

白「また会うときまで貴様を思い続けているぞ剣城!」

京「シュウ、早くこの煩いやつ連れ帰ってくれ」

シュウ「言われなくとももう帰るよ。あんまり島を空けておくわけにもいかないしね。今度までに喉仏をガンダリウム合金までとは言わないから超合金Zぐらい固くしておいてよ」

天「それ後者の方が固いんじゃ…」

シュウ「海の広さに比べれば!」

天「ちっぽけなことさ!…ハッ!ノってしまったさ、にいに…」

白「では剣城は今度会うときまでに…えー、…えーと…、…俺を抱き上げれるぐらいムキムキなミキシトランスができるように」

京「帰れ」

















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ガンダリウムか超合金Zどっちか固いかはテキトーです
ドラマCDの白竜聞いて本当は前々アホの子じゃないことをようやく思い出しました



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