おーしっ(*/∀\*)

2012.11.29.Thursday


「ん、っ、――ッ、ぁ、あ……っ、ぁ!」

 泣くような声で果てたカカロットの超化が解け、ターレスの胸にグッタリ倒れ込む。
 下から突き上げる度、激しく揺れていた金の髪は元に戻り、快感の余韻に濡れた瞳も、翡翠色から見慣れた黒に変わっていた。

「大丈、夫……か?」

 肩で息をしているカカロットの腰を優しく撫で、ターレスも僅かに呼吸を乱して問いかける。小さく頷いたカカロットの髪を梳きながら、欲を吐き出したばかりの性器を抜くと、その刺激にもカカロットが短く声を漏らした。

「どうやら、満足だったみたいだな」
「え?」

 促されるまま、何とか身体を離したカカロットは腕枕をしてくれたターレスの方に視線だけを向け、まだぼおっとした様子で問い返してきた。

「久しぶりだろ?セックスでスーパーサイヤ人になるのは?」
「あ、……そうかも。他の奴としてもならないしな」
「随分可愛いこと言ってくれるじゃないか」

 不敵な笑みを浮かべたターレスを見上げ、乞うように唇を開けば、腕枕を外された代わりにキスが落ちてきた。
 カカロットはさっきまで自分の中で暴れまわっていたターレスの、特徴のある肌の色よりさらに濃い性器をそっと握りこみ、愛しむようにゆっくり手を動かした。

「途中から頭ん中が熱くて、わけわかんなかったから、……あの鏡に映った自分見て、初めてスーパーサイヤ人になってんのに気づいたくれぇなんだ。オレ、別に他の奴としねぇとか、ターレスに他の奴とするなって言う気……ねぇけど、でも……」
「――いいから言ってみろ」

 言葉を切ったカカロットの髪を指先で弄び、ターレスが低い声で囁く。
 カカロットはそれでも暫く迷っていたが、諦めたように小さく笑みを浮かべた。

「言う気、なかったけど……ずっと思ってたな。ほんとは、ターレスが、オレだけを見てるんだったらいいのに、って」
「……おまえ以外を見てるように見えるのか?」
「は?」
「オレに跨って、最高に色っぽく乱れるおまえを他の奴に知られたくないからな」
「それって、オレがスーパーサイヤ人になれるから……ってこと、だよな?」
「それもないとは言わないが……、おまえだからだ、カカロット、――っ」
「ターレス……、硬く……なってき、た……」
「おまえのも、だろ?触られてもないのに、イヤらしい身体だ」
「だって、ターレスのが……」
「いいから来い」

 黒曜石の瞳が蒼い色香を孕み、ターレスの中心を緩く愛撫していたカカロットが熱っぽい声で自身の欲も高まったことを訴える。ターレスはカカロットにキスしながら、今度は自分が上に覆いかぶさり、既にいくつも赤い花が咲いた肌に舌を這わせ始めた。




ギリギリセーフ?(;´▽`A``
鍵をかけずにこれ以上は無理―ヽ(^◇^*)/

21:57|comment(0)

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