Come Back Murmur

うむうむ

久々プロ作家さんの本を堪能。
今日は玩具修理者と同緑の酔歩する男を読んだけど、前者はグロいのに妙に洗練された謎の行動、言いようのない不快感と不条理がとぐろを巻いて、最後の最後で短編らしくたたき落とされる感じ。長さもちょうどいい。ただ、グロ要素が苦手な方はゆめゆめ手をお出しになりませぬように。イチゴババロア食べられなくなるー(^_^;)

後者はちょっと最初の狂気じみたとこが中弛み的に続いてしまうけど、クライマックスに向けては、現実とは思えないことが本当に起こるかもと思わせる不条理を論理的に突きつけられる感じ。落ちパターンは似てたので、ここは予想がついたけど、それでも十分な後味の悪さでございますです。

方向音痴の私にはなかなかツボるシーンもありまして。実はどこかがやられてるんやったらどうしよう、と思いつつ寝ます(^-^ゞ

怖くて寝れない類いじゃないけど怖かった(;_;)電気つけたまま寝る(笑)