月曜だぁ

2013.06.03.Monday



「痛っ」
「どうした?」

隣で起き上がろうとして小さく悲鳴をあげたカカロットの声に眉を寄せ、顔を向けると、恨めしそうな目がターレスを見返した。

「身体があちこちぎしぎしすんだよ」
「ハハッ、若いくせに情けないな」
「あ、あんな、何回もしたらっ」

言った傍から自分の言葉が恥ずかしくなったのか、カカロットの顔がカアッと赤くなる。口の中でブツブツ文句を言いながら、起き上がろうとするカカロットの髪を撫で、どこにいくと問いかけた。

「喉乾いちまって」
「大声で鳴いてたからな」
「ターレス!!」
「冗談だ。とってきてやるから待ってろ」
「うん」

クスッと笑ってカカロットの髪に口づけ、ターレスがベッドを下りる。褐色の鍛えられた後ろ姿を目で追っていると、それだけで身体の芯がズクリと疼いた。

「ほら」
「あ、さんきゅ。……ターレス?」
「飲ませてやるから起きろ」
「へ?」
「身体が痛いんだろ?」

ニヤッと口端で笑って見せたターレスに促されるまま起き上がると、少し寝癖のついた黒髪をすかれ、持ってきた水を一口含んだターレスの唇がゆっくり重ねられた。

「んっ、……くっ」
「……っ、どうだ?」

少し生暖かくなった水が喉を通った後も執拗に絡み付くターレスの舌に答えているうちに、カカロットの手が自然とターレスの腕をつかんでいた。顔を話して問いかけると、答えを待つまでもなくカカロットの潤んだ黒い瞳ははっきり欲情に濡れていた。

「もっと欲しい」
「水か?それとも……」
「どっちも」

分厚い胸板に額をコツンと押しあて、答えたカカロットは、顔を上げて薄く唇を開き、始まりのキスを待ち受けた。





ハハーッ、リア充、爆発しなくていいよー、もっとやれーー!


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