ターレカカッヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪
2012.12.04.Tuesday
硬いブーツの底が後頭部を容赦なく踏みにじり、頭がい骨が今にも砕けるかと思うほどの痛みにが意識を混濁させる。
「う、ぐっ、ぅ、……止め、ろっ」
「フン。くだらない名前しか名乗れない程度の記憶力だからな。役に立たない頭をほぐしてやってるのさ」
「ウガァァァッ、ターレ……ぅ、ぐぅ、ぅおっ、ご……っ」
見渡す限りの大地を覆った太い樹の根が、地面に押し付けられた悟空の顔を容赦なく傷つけ、激しい嘔吐感がこみ上げてくる。無意味に土を掻く指先は割れた爪を濡らす赤黒い血と泥で汚れ、知らず知らず溢れ出した涙が悟空の頬をつたい落ち、瑞々しさの失せた大地にしみこんだ。
「遠征先の星に安住するなど、サイヤ人の面汚しだ」
「あっ、っ……っ、ぅ、あ……」
突然頭を圧迫する力から解放され、一気に背中から下半身へと血が流れ落ちる奇妙な感覚に捉われる。立ち上がることはおろか、まともに声を出すことも出来ずに呼吸を整えていると、紫がかったグレーのブーツが悟空の顎をすくい上げた。
「――貴様のこの身体に流れる血の本質を……、オレが教えてやる。ありがたく思えよ、カカロット」
「オラ、は……っ、カカロット、じゃね、ぇ……っ、ぐぁぁぁ!!」
何とか声を絞り出し、ターレスに答えた悟空は、焼け付く背中の痛みに絶叫した。
「孫悟空、か?……それが望みなら、そう読んでやってもいい。どうせ直に貴様のくだらない自我はオレのものになる」
容赦なく気弾をぶつけた悟空の背中の焦げた道着の下から露わになった白い肌が焼けただれているのを冷めた目で見下ろし、ターレスは片手で顎を撫でながら喉の奥で笑った。
「ひぐ、ぅ、っ……」
「たっぷり可愛がってやる。……第一印象は大事にしないとな」
あまりの痛みに小刻みに身体を震わせている悟空の目の前に片膝をつき、ターレスは浅黒い手を味見するように傷ついた肌に這わせていった。
鬼畜まではいきませんが、劇場版IFなら愛なしスタートもまたありかと。
でも、最後は脳内でHppy Endにこぎつけますよ、もちろんw
だって、タレカカさんは正義なのだものっ//////
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