5*



ベッドに倒れこんですぐ服を脱がそうとすると、クラマ君は俺の下から逃げようと身体を捻った。


「な、に…ッ、すんだ……ッ!」

這いずり出ようとしながら真っ赤な顔で睨んでくるんだけど、俺にとっては逆効果でしかない。
うほっ、必死に逃げようとしちゃって可愛いーー。


「何って…、ノリ君だってこうなる事分かってて俺に付いてきたんでしょ?
元々の約束どおりじゃない。男同士のエッチが嫌かどうか俺と試してみようよ、ね?」

さり気なーく俺がクラマ君=ノリ君だって気づいてるよってバラすと、クラマ君はうつ伏せで上半身を起こした状態のままギクリと動きを止めた。


「気づいてたのかよ……」

クラマ君がガクリとうな垂れるとうなじが露わになって、ついついそこに齧りつきたくなる。
プププー、ショック受けてる間に服脱がしちゃおーっと。
服を脱がしていくと、どんどんとクラマ君のうなじの露出が高くなってく。
背中が半分ぐらい見える頃には我慢出来なくなってレロレロしちゃった。


「ッ!ちょ…っ、待ぁ……ッ!」

うなじを舐められた刺激で覚醒したのか、クラマ君がハッとして脱がされかけてるシャツの前を急いで閉じようとした。
でももう遅いもんねー。
よく言うじゃないか「脱ぎかけくらいが丁度イイ」って。
え?言わない?う〜ん、俺はよく言うけどねー、心の中で結構な割合で。
俺的には肌蹴てるんで充分なんだよねー、残念ながら。
所詮ぶかぶかシャツ、萌え袖ワッショイのショタコンですから。

それにこれで充分目的地に進行可能だし。
片方の手で暴れるクラマ君を押さえ、俺はもう片方の手をシャツの下に潜らせる。
目指すは勿論クラマ君のおっぱい!
ぽちょっと小さくその存在をアピールしてる乳首を、俺はクリッと捏ねてやった。
肌は黒いのに乳首ピンクとか、この子マジで俺のストライクだわ。


「んん…ッ!」

クラマ君がくぐもった声を出しながら胸を庇うみたいにギューっと身体を縮こませる。
くすぐったいのかな?それとももう乳首で感じちゃったのかな?
擽ったさか快感かは判断が難しいとこだけど、なんにせよ俺の手をクラマ君は感じてくれたみたい。
後はこれが「性的快感」なんですよってクラマ君に教えてあげればいい訳で。
俺はうなじをチロチロしながら、悶えるクラマ君に目を細める。


「クラマ君って地黒なんだね。
……背中も浅黒くって興奮するなぁ」

「アッ!ば、ばかやろ…ッ、見んなぁ…ッ!」

俺の手から逃げるみたいに身体を縮こませてんのに、必死で背中にも手を回して隠そうとするからクラマ君の涙が浮いた顔が半分俺に見えちゃってる。
うおー、なんてSッ気を擽る子なんだ。もっとイジメたくなっちゃうじゃないか。


「えー、もっと見せてよぉ。
ほら、流石にここは他より少し色が薄いね。
あ、違ったー。毛がうっすらと生えてるだけかぁ」

背中に回そうとしてる手を掴んでほんの少し、痛くならない程度に上へと上げるとポツポツと毛の生えかけてる脇が露出する。
浅黒い肌に髪の毛よりも少し濃い、蒼色の短い産毛がきらきらと輝いてる。
ひゃー、蒼い体毛ってこんなにエッチなものだったのかぁ。
浅黒い肌に汗を含んだ蒼い毛がしっとりと光を反射させてエッロいなぁ。
レロって舐めるとほんの少しお毛々がザリッとした。
う〜ん、この感触も青春の味だね!


「このぉ……、変態ッ!!
んなとこ舐めんじゃねぇよぉーーーッ!」

でもクラマ君は俺が腋を毛をモノともせずに舐めると、バッと俺に掴まれた腕を引っこ抜いた。
あーぁ、折角腋も舐め舐めして開発してあげようと思ったのになぁ。
クラマ君は真っ赤な顔しておっきな声で怒鳴ると、全身のどこもかしこも油断したら俺に舐められると思ったのかベッドの上で伏せた状態で丸まっちゃった。
毛を逆立てて怒ってるにゃんこみたい。
そんな脱ぎかけのシャツ羽織った背中丸出しで丸まっても、可愛いだけだっていい加減気づけばいいのに。


「いやぁ、クラマ君が可愛いのが悪いんだよ?
どっこもかしこもエロくてさー。
こんなエロいの舐めなきゃ損じゃん」

肌蹴てるシャツの隙間から背筋をウリウリッて舐めれば、うひゃあって声を上げながらクラマ君の背が撓る。
だから必死で隠したって無駄だってば。
お兄さんってば変態だからクラマ君の全身がエロく感じんの。
あー、クラマ君のすべすべお肌おいしーー!
汗ばんできてる背中をチロチロと舐めながら、ゆるんできた手のガードを潜り抜け、隙を突いて脇腹から手を前に回してズボンを寛げる。
やっぱ一番舐め舐めしたいのはここだしねー。
って、あれ?


「なーんだクラマ君もノリノリじゃん。
前、ガッチガチになってるよ?しかもなんか、ここ、濡れてるし」

背中を舐めながら、感触だけを頼りに丸まったクラマ君の股間を弄ると、そこはしっかりとおっきくなってた。
しかも超ガッチガチ。
クラマ君ってば涙目でめっちゃ怒ってんのに、チンポは石でも入ってるみたいにギチギチに腫らしてんの。
ここまでギッチギチだと痛そうなぐらい。
俺は同じくビンビンに張ってるタマタマの方から先端に向かってギチギチおチンポの裏筋をツツツーっとなぞってみた。


「んッ、アァーー……ッ!!」

たったそれだけなのにクラマ君は丸めた身体を更にギュウッと小さくさせて背中をプルプルと痙攣させた。
えーー?ナニコレーー!?
めっちゃエロいんですけどーー!!
もしかしてクラマ君ってば俺より興奮してない?


「なぁにクラマ君ってば、知らないお兄さんに変なとこ舐められて興奮しちゃったんだぁ。
クラマ君から発情してる匂い、めっちゃするよー?」

耳の裏から首筋にかけてを丸まってるクラマ君の背後からクンクンと嗅げば、汗と発情してるフェロモンの匂いっていうのかな?なんか男の子っぽいイヤラシイ匂いがする。
これ大人の男とはまた違った独特の匂いなんだよねー。エロいのにどこか爽やかっていうか。
あー、堪らん!
ハァハァしながら耳元で囁くと、クラマ君が至近距離で睨んできた。
うはあー、唇噛んで涙目とか反則でしょーー!?


「お前、マジ死ね…ッ」

クラマ君は俺が睨まれても興奮する変態だって気づいたらしく、短くそう吐き捨てた。
今のは魂の籠もった心の底からの一言でしたね。チンポに響きました。
でもすぐクラマ君は脱力するように丸めていた身体をベッドにうつ伏せに倒れてしまった。


「せめてシャワーぐらい浴びさせろぉ……。
恥ずかしいだろうが……ッ!」

エッ!?きたああーーー!クラマ君陥落ーーーー!!
これってシていいってことだよね!?お許しが出たって事だよね!?
お許しの言葉もツンデレってクラマ君ってば最高!!
俺はワンワンッてお預けくらってた犬が餌に飛びつくみたいにクラマ君の抵抗を止めた背中にむしゃぶりついた。


「却下ー。
だってシャワー浴びたらクラマ君のエッチな匂いが取れちゃうじゃん」

「はぁ…ッ、ん…ッ!この…ッ、へ、んたい、がぁ……ッ!」

無駄な抵抗を止めたクラマ君が俺の舌に身悶えながら罵る。
うーん、その変態にここまで感じるクラマ君も相当の変態だと思うんだけど、皆さんどう思います?


 


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