6



「速水さん……」

俺はぐっと距離を縮め、右手で速水さんの服をまさぐる。
まさかこんな形で乳首祭りを延期しなければならなくなるとは。
ああッ、本当はもっとふにふに具合を満喫したかった!
それにぷっちんスイッチにどんな反応が搭載されているか、本当は心行くまで調べたかった!!
でもここは一旦さようなら速水右乳首。
だがI'll be back.
俺は絶対に戻ってくる、寂しい想いはさせやしない。
身も蓋もない言い方をするなら、白いのをドビュッと出したらまた戻ってくると約束しよう。
すぐ、本当にすぐ済む。
さっき声に反応して少し出てしまったから、きっと三擦り半もすれば大丈夫だろう。
もし速水さんの手でしてもらえるなら、きっと握ってもらった瞬間に出てしまうだろう。
いや、下手すると何もしなくても出てしまうかもしれない。
そうならない為に、今、俺は恥も外聞もなく稚拙にも速水さんの服をまさぐっているのだから。


「あ…、あ…、だめ…ッ、だめですよ、剣城くん…ッ」

速水さんが真っ赤な顔のまま、でもどこかもどかしげに、下腹部を這いずりまわる俺の手を弱弱しく押さえてくる。
ズキュウゥゥゥン!!
う、どうしてここまで速水さんは俺のツボを心得ているんだ。
ほんの些細な行動までもが俺をメロメロにして離さない。
本当なら速水さんのお願いは全て望みどおりにしてあげたいところだ。
だが、ここは涙を呑んで速水さんの制服を脱がす事に専念する。
ああ勿論、速水左乳首の事は片時も忘れていない。
ふにふにに匹敵するのはくにくにだという事が判明した。
ぽちょがぷっちんに進化した速水左乳首をふにふにを手で覆ったまま手の平で感触を味わうのが至上だとここで報告しておく。
この経験は是非次回のおっぱい祭りに活かす事にしよう。
取りあえず今は下腹部に集中しなくては。
粗相をしてしまう前にせめて一太刀、いや、一タッチ未だ見た事のない秘境に触れたい。


「ひぃうぅ〜〜……ッ」

制服のスラックスを完全に寛げてしまうと、速水さんは恥ずかしさのあまり半泣きで真っ赤な顔を腕で隠した。
あーーーっ、本当にこの人はエロの宝石箱だ。
その身体を暴けば暴く程、エロの鉱脈がザクザクと出てきて尽きる事がない。
兄さん、信じられますか?
速水さんはパッチリお目目もすぐ涙で濡れる人ですが、下の方も大変濡れやすいようです。


「ここまで雨に濡れてしまったんですか?」

思わずからかってしまう程、速水さんはトロトロと蜜を先端から零していた。
俺はエロ温泉の源泉を発見してしまったようだ。
効能はまさに回春、勃起不全も一発で直るという霊験あらたかな温泉が速水さんのジューシーバナナの先から湧き出ていた。


「〜〜〜〜ッ!
あ、あの…、す、すみませ……ッ」

速水さんは俺がからかうと何故か謝ってきた。
こんなにエロ可愛いのに何故に謝る必要があるだろうか。いや無い。
こっちは出来る事なら小さくなってこのエロ温泉に真っ裸で浸かりたいぐらいなのに。
きっとこの世のものとも思えない程気持ちいいだろう。
そして速水さんの尿道を悪戯してあんあんああーん……。
ハッ、またも妄想で精液を漏らしてしまうところだった。
だがこんなに濡れ濡れならば、俺のペニスから既に少し精液が漏れてしまっていても、濡れ具合では速水さんの圧勝だ。
俺の性器が多少濡れていようとも不自然ではないはずだ。


「謝らないで下さい。
俺まで謝らなければならなくなる」

ズリッと自分の制服は一気に脱ぎ、濡れた自分の性器を露出させる。
その際、速水さんにバレないようにさりげなく下着で白いブツは拭き取るのを忘れない。
ふぅ、大胆かつ繊細な動作を完璧にやり遂げるとは我ながら流石としか言いようがない。
だが、俺の心配は無用だったようだ。
速水さんはさっきから真っ赤な顔で顔を振ったままで、俺の性器など見ようともしない。
余程この状況が恥ずかしいようだ。
ふふッ、先ほどまでの俺ならそんな速水さんに狂喜乱舞していたはずが、今の俺は違う。
そんな余裕もないほど、今の俺は切羽詰まっているッ!!
努めて冷静で居続けないと、俺の下着は白の濁流で乾く暇もないほど粗相し続けるだろうッ!!


「ほら分かりますか……?
俺もこんなに……」

俺は自分の限界ぎりっぎりの性器を速水さんのジューシーバナナに密着させる。
うをッ、ぬるっとしていて予想以上に気持ちいい。
これは本当に長く保ちそうにない。


「速水さんに興奮して、こうなったんですよ」


俺は一瞬でもいいから速水さんより遅く射精したいと、その一心で心を無にして二つの性器を一緒に擦りあげた。


 

prev next




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -