MEMO | ナノ

「ナマエ、ナマエ」
「あらDIO様。どうかしましたか?」
「ナマエ、お前この前天国に行きたいと行っていたな?」
「え?…ああ、言いましたね」
「ならばこれをやろう」
「…?何ですか、これ?変わった石ですね。でも面白い形だわ…」
「私の骨だ」
「きっ汚ッ!!!」
「………」
「…ハッ!すみません!間違えました!今のはちょっと吃驚しただけで、本当は汚いなんて思っておりませんよ!?私がDIO様の骨を汚いなんて思う訳ないじゃあないですか!むしろ美しいですわ!!」
「………っ、」
「(…うわあ…良い大人泣かしちゃったよ…)
わ、わあ〜嬉しいですわ。これで天国へ行けるのですよね!私、夢だったのです!」
「…本当か」
「ええそりゃあもう!有難う御座いますDIO様!」
「フ、フン!大事に持っておくのだぞ!」
「ええ、そう致します。
(面倒くせェ〜…て言うかこれ何ゴミかしら。普通ゴミ?…あ、そうだ、ヴァニラに売っても良いわね)」
「天国へはこのDIOと共に行こう」
「死んでも尚DIO様と一緒はちょっと… 私そこまで自分に罰を課せられませんわ」
「………っ」
「(…また泣かしちゃった…)」


このDIOは承太郎に瞬殺される(確信)
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