Novel
Friend
二人はロラン先輩達と同い年で、明るくて面白い。
まるで第2のロラン先輩とレイラ先輩みたいだ。
どうしてか?それは…
「だいたいアンタは自己チューなのよ!」
「は?お前が自己チューだ!ばか野郎」
喧嘩カップルがもうまさしくそうだ。
その時のロラン先輩やレイラ先輩は笑っていた。
でも僕は思った。
こんな先輩達もいるなんて。
他校の生徒だけと、こんなにも面白くて、こんなにも優しいなら僕はもっと作りたい。
「ねぇウィル…私あの人達と友達になれたね」
「ああそうだね」
僕はミーナと顔を合わせ笑った。
すると先を歩いてた、ライナ先輩達が
「おーい!二人とも遊ぼう」
元気な声が僕らを引き寄せるように聞こえた。
end