Novel
出逢い

今日太陽が光に照らされて雲一つないサッカー日和だと茶色でストレートの髪の毛の少女
富本玲奈は心の中で言った。

今日は中高サッカー交流会である中学校へ来てた。
玲奈は高校サッカー部のマネージャーである。

そんな玲奈は中高で試合の時少し体育館を覗いた。
その子は他の人よりも身長が低くでもそれでも懸命に頑張っていてとても素敵だった。

「おーい玲奈〜!玲奈?玲奈!!」

翔は玲奈の肩を叩き呼んだか玲奈はずっと体育館を見ていた。
翔声は全然届いてなかったのだ。

「玲奈!!何してるだ!?」

「ううわぁ!!翔!?いつからいた?」

玲奈は翔がいた事をまったく気がつかなくずっと体育館を見てたらしい。
そしてまた体育館を見ていた。

「てかさっきから何見てんだ?体育館に誰かいるのか?」

「別にただ体育館見てただけ…って早く翔戻りなよ!!」

玲奈は翔を追い払うようにシッシッと手でやった。
そしてまた体育館をずっと見ていた。
すると体育館から誰かが出てきてすかさず玲奈は隠れた。

「もうバレバレだよ。君ってか見かけないジャージだね?君まず誰?おーい川野知ってるか?」

青い瞳をしてボサボサ髪の毛のさっきまで試合をしていた背の小さい少年が玲奈を見てニヤリと笑ってた。
するとまた違う子が来てこちらを見て驚いてた。
その子は黄色リボンを結んでポニーテールの少女が来た。

「尾崎何よ〜って可愛い!誰?尾崎の彼女?」

すると黄色のリボンの少女は川野言い青い瞳の少年が尾崎と言うと確信した。

「彼女じゃねぇーし。てか初対面ですけど〜」

尾崎と言う少年は川野と言う少女の髪の毛を引っ張ってた。
ちょっと痛そうと玲奈は苦笑いしながらみてた。
すると苦笑いしてた玲奈に気付き尾崎は玲奈をじっと見てた。

その時何かドキドキした。
たった5分出会っただけなのにこんなにも胸がドキドキするなんてと玲奈は少し赤面しながら尾崎と言う少年をじっと見てた。

「まず自己紹介してくんない?まずどこ中?」

さっきとはうって変わって尾崎はビシッと玲奈を指を指して言った。
すると川野と言う黄色のリボン少女はヤバッて顔をしてた。

「えっと…富本玲奈でーす(何だこの生意気な感じ翔よりたち悪いな。ってでも何か憎めない…)」

玲奈は内心ちょっと尾崎の事をぶつぶつ言ってたがでも何故か自己紹介してた。

すると川野は恐る恐る玲奈に聞いた。

「あの〜今日グランドで中高サッカー交流会の方ですよね?」

川野は敬語をしっかり使えて尾崎とは違って丁寧だった。

「あっうん…そうだけど…何で分かったの?私がサッカー交流会の人だって?」

玲奈は頭に?マークがあるかの様に謎に思った。

(私の口から何も言ってないのに何故分かったのかな?)

「だって今日グランド使うのはサッカー部だけですし、私の友人で今日の事を楽しみ何だ〜と言ってたのでそれに高校生の方ですよね?」

川野は今にも泣きそうな顔をしていて終始びくびくしてた。

「あっまあね〜」

流石に玲奈は川野が泣きそうな所を気付き満面の笑みでそう言った。

「本当にすみません。馴れ馴れしい態度をとってしまい…一芭も謝ってよ。」

川野は尾崎に少し叱ってようやく今の状況を把握して焦りながらも謝った。

「いや〜そんな謝んなくても良いよ!気にしてないし!それに何か面白かったし〜じゃ君達の名前も…」

玲奈は君達の名前も教えてと言おうとした時、

「おい!!何話してるだよ!?」

怒鳴ったのは翔であった。
いつまでも帰って来ない玲奈に心配して来たらしい。

「あっごめん…じゃそろそろ行かないと…えーと…」

玲奈は尾崎達の名前を聞かずにその場から翔と走って去ってしまった。

その時何か運命を感じた。
またどこかで会える様な運命を…

グシャ

ポケットの中から紙が出てきてそこには

『ポニーテールが川野紅葉です。
チビの方が尾崎一芭です。』

下には二人のどちらからのメアドが載せてあり玲奈はギュッと握り夕日に照らされてるの葵中学校を後にした。



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