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「せめて早く帰ってアヤを休ませてやるかー。
あー仕事頑張ろう。さー行くか」


おじさんは、立ち上がると大きく伸びをした。

あ、頭にサクラの花びらがついてる。

確かに、黒にピンクが可愛いかも。


「みゃーおん」


ねぇ、おじさんも可愛いよ。
あたしとおそろいだね。


「またな。可愛い声のネコちゃん」

「にゃおん」


あたしはモカよ。
またね、おじさん!


おじさんは、小走りに駐車場の方まで行った。
そしてその後、車に乗ってビューンって行っちゃった。





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