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公園に着き、お気に入りの木の陰で丸くなる。
遊具の方では遊んでる子供が一杯居る。
出来れば近寄りたくないわ。
見つからないように、静かに静かにお昼寝。
ああいい気持ち。
やっぱりお外は良いなぁ。
それからどれくらい経ったんだろう。
セミの声があんまりうるさくって、目が開いた。
もっと寝たかったのに、何てこと!
「しゃー」
威嚇の声をあげてみても、セミのヤツ、全然ピクリとも動かないわ。
ああん、悔しいよう。
仕方ないから帰ろうかな。
そう思って動きだしたら、ジャングルジムの上に一人の女の子を見つけた。
この子知ってる。
いっつも3人で固まってる小学生の一人。
「にゃー」
何してるの?
そう声をかけると、その子があたしに気付いた。