※マツバさん色んな人と絡ませたい
※出張るイッシュ勢
※なんか矢印いっぱい





ゆったりと時間が流れるエンジュ。僕はそんなのびやかな時間が大好きで、外に出たいとは思わないし、あんまり人と関わろうとも思わない。
だから、だから。
「この状況は何…?」
僕の部屋には知らない人が沢山いて、どうみてもエンジュの人じゃ無い人で。それどころかジョウトの人がどうかもわかんなくて、僕の脳みそぐるぐる回って、えーと。
「悪いマツバ、そこどいて」
「デ、デンジくん!?」
見たことあるのはデンジくんだけ。僕はデンジくんの側を、みんなには悪いと思いながら独占した。
「よくわかんないメンバーだけどマツバの隣から」
デンジくんが仕切ると僕の隣の人から自己紹介が始まった。
紫色が強くて同じタイプの匂い、気配がした。
「はい、私はシキミ!イッシュリーグの四天王でゴースト専門です!」
「…カトレアよ、よろしく。私もイッシュリーグの四天王よ」
「カミツレです、よろしくね!モデルをやってるの!」
「オーバだ!よろしくな!」
「で、俺。ごめんな?こんな来る予定じゃ無かったんだ」
人見知りが激しい僕はデンジくんの腕を掴んで説明を聞いた。
最初はデンジくんだけだったのだが、何故かシキミさんが同行したいと言い出し、それならカミツレさんもついて行くとなり、デンジくんがいるなら行こうとカトレアさんがついて来て、まとめ役にオーバさんがくっついてきたらしい。
「デ、デンジくん、僕、あの、」
「なんか急に会いたくなったのに、こんなグダグダでごめん」
「えっ、えっ、て、会いたいってぼくもあのっ、あ、会いたかった…です…」
デンジくんの真っ直ぐな目が僕をじっと見るから、僕の頭の中は真っ白でなんて言ってるのかもわかんなかった。
「あぁん純情ね!!素敵よ!!次の本決まったわ行くわよカトレア!!」
いきなりシキミさんが立ち上がった。体をくねくねとよじらせてる。とっても官能的で、おっきい胸がぷるぷる動いてって何を考えてるんだ僕は相手はお客様だよ!!
「というわけで私帰るわ!!じゃあね!」
カトレアさんを脇に抱きかかえて慌ただしくもシキミさんが部屋を出て行った。それでもオーバさんとカミツレさんの会話が途切れないのはすごいなぁって素直に思った。
「あの二人、実は似たものどうしなんだぜ」
「へぇ…あんまり似てなさそうなのに」
「無駄に熱いよ」
確かに10分前に比べれば二人とも膝立ちだし今にも掴みかかりそうな勢いだ。
「デンジくんは混ざらなくていいの?」
「はぁ?お前に会いに来たのにいつでも会えるあいつらと、何で話さなきゃいけねーの?」
また瞳が僕を捉えた。
うわ、うわ。考えるとこれは、なんとなく、こっ、告白みたいな。なんか恥ずかしい。
「マツバ?」
「えっいやなんでもないよ気にしないで!!!!」
ぶんぶんと目の前で手を振る。僕の顔はイチゴみたいに真っ赤だろうな。
「マツバ、よく聞いてほしいんだけど」
「えっ、うん何」
夢の覚める音が聞こえる。



おーばのことがすきなんだ



マツバさんの初恋終了ひどすぎるよ!!!カミ←オ←デン←マツぐっちゃぐちゃ^^
神おでん待つ新たなカプ名


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テーマ「人外ファンタジー」
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