君からの連絡が来なくなって一週間。あまりにつまらなくて僕はずっと天井の木目を黙々と数えていた。現在1万とんで3576木目だ。
あまりに僕が天井だけを見つめて何もしないからか手持ちたちが僕の目の前に手をかざしたり、揺さぶったり果てにはティッシュを顔にかけてきた。ので、僕の木目数えは1万と5201で終わった。
一週間寝転がっていた僕は体の関節が思った以上にぎしぎしと軋んで、立つことが出来なかった。
僕が立ち上がらないからか、また寝られると思ったのかヨノワールが僕を抱きかかえ風呂場まで運び出した。
「寒いよー…」
僕の言葉には耳を貸さずにヨノワールは着替えをおいて薄情なことに出て行ってしまった。
「寒いんだけどー…」
からっからののどに潤いが欲しい。そう思うがみんな(手持ち)は暖かいこたつの中だろう。声は届かない。
仕方がないからざぶりと上から冷たい水をかぶる。眠気は覚めたが体の震えはひどくなった。
水の張られた桶を見ているうちに僕の昔からの悪癖が首をもたげる。
ざぶ、ん
耳鳴りが一瞬止んで、間髪いれずに体を駆け巡る脈の音が聞こえる。
僕は昔から死にたがりなのである。息を全部吐いた。ごぼごぼと耳の周りで水を押し分けて破裂する空気の音が聞こえる。
苦しい。
でも、もう少しで──…
「何してるんだぜマツバ!!」
あーみなきくんだーいつきたのぽけぎあのおときこえなかったよあっぼくおけなかにかおつっこんでたからかー
「マツバ!!マツバ!?」
「おかえんなさいみなきくん」




とちゅうでちからつきた
頭がおかしいマツバさんとおかんなミナキが好きですもぐもぐ自分きめぇ


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -