転がってもどこまでもあなたへと


捏造甚だしい。
とりあえず突発文だから所々おかしいのは全力でスループリーズ
誤字脱字は影で笑ってやれ←
ニコニコ大百科のところからwww

独りの少年は叶わぬ恋をした。
決して伝わる事がないこの思い。
いつしか少年の頭には彼しか存在しなくなった。
こんなのはいけない、とわかっているのに。
「問題ない。」と呟いて、その言葉もまもなく失われた。
また失敗、また、失敗した。
何度目かの告白。
いつものように断られて。
でも少年には諦める事が出来ない。
まだ、希望はある、自分の何処がいけないのか。
彼は必死にこう言うのだ。
もう一回、もう一回。
俺は、彼に受け入れてもらえるような自分に変わります。
と。
まだ受け入れてもらえる希望はある。
だからまだ、「諦める」なんて言葉はしまっておきます。

少年の恋の行方はあるとき無情にも終わりがきてしまった。
少年の好きな彼の隣にはいつしか綺麗な人がいた。
もう少年は彼の一番になることが出来ない。
自分の耳に聞こえるのは楽しそうな彼とその「恋人」の笑いあう声。
…それと自分の嗚咽のみ。
その声を頭のなかで混ぜ合わさて聞こえないふりをして。
また自分を傷つける。
希望なんて、ない。
問題ないなんて、もう、言えない。

もう、自分は、どうなったって、いい。
彼に愛されない自分なんて。
もう、いらない。
だけど、自分は弱いから。
独りでは恐い。
はめを外せない。
と少年はいう。
何も言わず、だがその眼にははっきりと思いを乗せて。
『誰か』が少年に問うた。
「もういいかい?」
少年は『誰か』には目もくれず前を見る。
「もう少し、もうすぐ何か見えるだろうと。息を止めるんだ、今。」
時間が、時間だけがこの痛み(失恋)を癒やしてくれる。
そうしてれば、また何か別のものが見えてくるかもしれない。
だから
今はまだ、「諦める」の言葉は飲み込んだままでいいだろ?
もう一回、もう一回。
「俺は、今日も転がります」
と少年はいう、少年はいう。
それでも、これまでと同じ『日常』を繰り返そうとして。
諦めたくても諦められぬこの思いを。
幸せな彼の隣を望んで。
笑顔で、また告白をして。
傷ついてく。
彼は、一度少年を見た。
このままでは少年は壊れてしまうから。
「…もういいかい?」
彼は少年に尋ねた。
「もう、良いよ。そろそろ君も疲れたろう、ね?」
彼は最後に教えた。
無理せずに、笑顔で告白なんかしなくていい、と。
そうして少年はやっと、やっとこの言葉を彼に紡いだ。
あなたの事が、『好きでした』と。
少年は、嘘の、偽りの恋をやめた。
彼の恋が終わる。
少年は恋を止めるの─────今。

―――
夜中のテンションで書きあげた過去の産物

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