秘めた感情








人間は二つに分類できる、と彼は至極楽しそうに言うものだから思わず仕事の手を止めて話に耳を傾ける。間違ってここでへぇそうですか、なんて言えば彼の機嫌は急降下する。
「いいかい、人間には二つに分けれるんだ」
「はぁ」
「操る人間と、操られる人間だ」
「そうですね…、はい。で?」
演説のように彼は如何なる理由でこうなったかを面白そうに語る。聞いてる俺としては何が何だかさっぱりだが。
しかし飽きさせず聴かせるのだからこの人は絶対宗教を創ればうまくいくだろうと思った。
「…だから俺が言いたいのは」
「あー、あーわかりました。はい。うん。あれでしょ?俺と臨也さんみたいなって」
「……あったりー。なんでわかったの」
あそこまで力説されればたとえ言葉がわからない猿でもどうにかして伝えてくるだろう。
「まぁ、何ですか。愛の力?」
「…そうかもね…」



夫婦だからです^ω^(キリッ
正臣って可愛いよね、宮野可愛い
みんなに愛されてる正臣まじ可愛い可愛いすぎてヤバい可愛い


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