病気と人生
※臨也さんがお母さんに語ってます
※嫌いあってるようです…?
きょうのどうとくは、ちいさいのにとってもおもーいびょーきになっちゃったオトコノコのはなしをききました
臨也は家のリビングに繋がる廊下を彼なりに急いで走った。今日聞いた話を母親に伝えるために、急いで走ってただいまも言わないで少し背伸びをしてドアノブをひねり開けた。
白い革張りのソファーに横たわる女を見つけて走り寄る。女は黒い目玉を臨也に向けた。
「かあさん」
「…何よ」
臨也は小さい手提げから透明のファイルを取り出した。隅には小さな字で1の1おりはらいざやと書かれている。
「あのね、かあさんはおっきなびょーき、したことある?」
きらきらと無駄にきれいな目が彼女に問う。その質問にどんな意図があるかなんて知らないが、彼女は無視する。
「かあさん、かあさん」
無視。
「かあさん」
無視。
「かあさんたら」
「…ないわよ」
面倒くさそうに彼女は答える。その答えに黒眼は一段と輝きを増した、ように見える。
「やっぱりね!」
「は?」
何を言ってるのかこのガキは。聞いておきながらその態度はないだろう。
臨也は無邪気に笑い続けた。
「あのねぇ、かあさん」
「おっきなびょーきをする人はね」
「みんながんばって生きてるひとなんだって」
「かあさん、」
そこで漸く彼女は気づいた。この子供はおかしい。普通じゃない。
笑顔に潜む黒い道化に、彼女はひるんだ。
「やっぱりダメ人間なんだね」
そう、臨也は笑う。
きょうのどうとくは、ちいさいのにとってもおもーいびょーきになっちゃったオトコノコのはなしをききました
とってもつまんなかったです!
1の1おりはらいざや
「…というのが俺の小さいころの話でね…」
「最低っすね」
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいスライディングごめんなさい!!!!!!
病気に偏見あるとかそんなんじゃなくて、ただ単に俺のなかの価値観だったりします←←←←←←←本当にごめんなさい
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