「フケツだよ」
「えっ、やだくさかった？ お風呂ならちゃんと入ってるんだけど」
「洗濯もマメにしてるしな」
「違う。りんこさんとブルーファイアから同じにおいがする」
「え？」（自分嗅いで）（んでブルーファイア）
「……！（か、嗅がれた）」
「あーほんとだ」
「フケツだ」
「なにが？」
「そんな関係じゃないって言ってたくせに」
「？ …？ ……？ ………………！！（やっと意味がわかった） ちちち違うよ！ 同じシャンプーとか石鹸とか柔軟剤とか、詰め替えのとかお徳用の買って分けっこしてるからだから。安くて多いのって一人暮らしだと使い切りづらいからね。そういうこと。それだけ！」
「ふうん（あっちはただのシェアとおもってないみたいだけど。ねえ？）」（ジト目）
「……（ばれたか）」
「（同じ洗剤なのにブルーファイアはどうしてあんなにいい匂いがするんだろう）」
きみのようなさっしのいいがきはきらいだよ！
同じにおいがする特別な関係だぞーって言葉無く周囲に牽制かけるブルーファイアと気づかないりんこと意図にすぐ気づくさすが天才童帝くん！
一撃