▼【お菓子をくれたら魔法をかけるよ!】アトミック侍と三弟子【ハロウィン企画】

リクエストいただいたのでアトミック一味ともしもし主

もしもし主@今日だけ魔法少女 が魔法をかけるよ!



「りんこちゃん私女の子になりたい」
「早いです。私まだなにも言ってない」
「すまないカマの奴りんこさんが魔法を使うと聞いて修行そっちのけで駆けだしてな」
「イアイアンさんは追っかけて来たんですね。苦労しますね」
「いや」
「おい嬢ちゃんなんだその服。イメクラか」
「それに引き換え野次馬しにきたあなたの師匠ときたら」
「すまん」
「うわ、おいりんこお前すごいなキャバクラのイベントみたいだ」
「あなたの兄弟弟子ときたら」
「すまん」
「お菓子なんだけどとっさに用意できるのがこれしかなかったの」
「……」
「どうしたんだりんこさん」
「かりんとう……」
「嫌いなの?」
「いえ、そういうわけでは(番犬マンさん恨む)いただきます」

(魔法発動!)
(オカマイタチは 女の子に なった!!)

「…なんだ見た目はかわらないんだな」
「えっ、なにドリル私がもっとかわいくなったところが見たいって?」
「斬るか」
「だめだ落ち着け!」
「にぎやかなお弟子さん方ですね」
「おう、かわいいだろ」
「あのーところで」
「ん?」
「この場に居合わせてしまったということでみなさんトリートアンドマジックオアトリックの対象なんですけれど」
「マジか!」
「お菓子」
「……持ってねえ」
「……イアイアンさん、そこのコンビニかどこかでお菓子を調達していただけませんかなるべくイタズラ発動まで時間を稼ぎますから」
「いいのか? 助かる。一走り行ってくる」
「なんでイアイアン?」
「や、それはそのー」
「はっはあん、わかったわ、りんこちゃんあなたイアイアンに…」
「おっ、そういうことか嬢ちゃん」
「…あー、でもちょっと近いですね」
「つうと?」
「似てるんですよイアイアンさん。私の好きな人に」
「!」
「おいイアイコンビニ袋落としたぞ」
「堅物真面目なところとかちょっと顔立ちが恐い系なところとか、でもすっごく優しいところとか」
「!!」
「だからなるべくイタズラしたくないんですよ、へへへ」
「イアイ、でもねあくまで好きな人に似てるであってあなたが好きとはいっていないところがおミソよ」
「わっ、わかってる!!」
「ああクソ。若えっていいな」

一撃

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