机の上には赤いリボンでラッピングされた黄色い小さな箱。誰の仕業なんて言わなくても分かる。愛しい(なんて絶対ェ言えねェが)彼女からの誕生日プレゼントだろう。

「ったく…」

ため息と共に思わず零れてしまった笑み。箱を取り上げ、ゆっくりとリボンを解きだす。大きさからして、マヨでは無さそうだ。少し落胆しながらも期待を膨らませ、フタを開けると……


ドッカァァァン!!!!


「………」

そうだった。アイツはそういう奴だったな。箱を開けたままの体勢でわなわなと手を震わせていれば、ひょっこりと彼女が姿を現した。

「オイてめェ…少しは可愛げがあると思ってた矢先に…」
『ふふっ。彼氏の誕生日なんだから盛大にしろって沖田さんがアドバイスしてくれたの〜!』

コイツ、また総悟の野郎なんかと話したのかよ。しかも二人で。いくらプレゼントの相談だったとしてもだな……でもまぁ…


『ねぇねぇ、驚いた?』


目を輝かせて、俺よりもずっと嬉しそうに笑うもんだから、嫉妬なんかどうでもよくなっちまった。


「あァ、驚いたよ。ありがとな」



本当に驚いたのは、箱の底に書かれてあった"おめでとう"の言葉。









(不器用な彼女が見せる素直が愛しくて)




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間に合った!…かな?w
久々でワケわからん文章に…(涙)

とりあえず土方さんおめでとう!




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