「テヒョンア?一回落ち着こう、な?なぁって」
見ている状態で待てをされていたテヒョンがじりじりとにじみよってくる。息は荒く、顔は真っ赤で、いつもは可愛いテヒョンがなんだか怖く見えた。
「見てるだけじゃ嫌です。ジョングガ、ヒョンに譲ってよ」
「ちょっと、それは狡いです」
「じゃあ一緒にいれるから」
「一回落ち着こうテヒョンア」
もう既に繋がっているのに無理矢理割り開かれる。裂けるように苦しい圧迫感に、視界が歪んだ。
「……Vヒョンのがナカで当たってます」
「我慢してよ、ジョングガ」
聞こえる会話は頭をすり抜けていった。ぎちぎちに詰まって動けそうもないそれを無理矢理に擦ろうとして、押し込まれる。
「痛っ……」
じくじくとした痛みが襲ってきて、 ぼろぼろ涙が出るのを、下にいるジョングクが拭った。
「綺麗ですよ、ユンギヒョン」
「っ……あぁっ……っ、お前まで、動くなって」
穴を無理に広げられるみたいに今までにないくらい内壁を引っ張られた。千切れそうな勢いだから、きっと血も出ているんだろう。
「こんなに拡げられちゃったらもう一人分じゃ満足できないですよね」
「二人の形覚えてもらわなきゃ」
タイミングをずらすように交互に突いてくるのをただ受け入れる。小さくしか動かせないのがもどかしく、また苦しさばかりが募った。ミシミシと聞こえるのが自分の皮膚が裂けた音の様だ。苦しい中でも、ごりっと良いところに当たれば時折腰も跳ねていた。それに気を良くして二人はますます狭い穴にねじ込もうとする。苦しい、助けて欲しい。辛いのを快感で消そうとなんとか自分でも腰を揺らす。
「あぁっ……っ……テヒョンア、ジョングガ……」
「はっ、きつ…ユンギヒョン、気持ちいよ、ごめんねっ…はぁっ」
「僕も、ごめんなさいっ……許してユンギヒョン……」
びゅくびゅくっ、どぷっ……。
二人分が内側に注がれて上と下から抱きしめられる。苦しい、ただ苦しい。胸がナイフで貫かれるようなズクズクとした痛みだ。ずぶずぶとまだ動いている下からの突き上げにまた苦しさを増す。
「はぁっ、あぁっ、ひぁっ……」
テヒョンの背中を引っ掻きながら白濁を吐き出す。ずる、と二人とも俺から抜け落ちていった。ああ、消えてしまう。この痛みも苦しみも。もう終わりの時間だ。