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非生産的なそれすら愛おしい

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なんで俺は男なんか好きなんやろか。
っていうよりは、
なんでこの人は女じゃないんやろか。


「っ、ん、ざいぜ、」

もうあかん、と舌っ足らずに耳元で囁かればびくりと自身が一回り大きくなるのがわかる。それに合わせて謙也さんの締め付けも強くなって、もっていかれそうだ。

「謙也さん、名前、で、呼んで下さい」

打ちつけながらそう頼めば、嬌声の中「ひ、かる、ひかる」と俺の名前が何度も繰り返される。可愛い。男の喘ぎ声なんてなんも可愛いもんやないやろ、と素面の謙也さんは云うが正直そんなん好きな人やったら関係無いやろと思う。ましてやそれは俺が与える快感によって紡がれる声だ。愛しくないわけがない。

「可愛いすわ、謙也さん」

顔を寄せ生理的に溢れてきたのであろう涙を舌で舐めとればそれすらも刺激になるのか小さく身体を震わせる。ああ、なんでこの人はこんなに可愛いんやろか。

ほんまにもう無理や、と掠れた声で囁かれ、「速すぎますわ」と軽口を叩くが正直俺ももういっぱいいっぱいだ。

「ええっすよ謙也さん、」
「ん、ひかる、ひかる、…い、くっ…!」

謙也さんの中が、全部搾り取られるんじゃないかと思う程に激しく収縮を繰り返す。毎度の事ながら、この人の中は異常に悦い。
吐精して後もしばらくびくびくと跳ねていた身体が、不意に動かなくなる。

「謙也さん?」

不安になり頬を撫でれば、うっとりと俺の手に頬をすり寄せてきた。なんやこの可愛い生き物。
不意にふ、と息を吐く謙也さんに、俺は体重をかけてしまっている事に気付いて横に動こうとした。せやけどそれはきゅっとシャツを握り締める手に止められて、

「まだ、抜かんといて、」

恥ずかしそうに、しかしはっきりと告げられて俺はまた自身が大きくなるのを感じた。
身じろいだ事により結合部からはぐじゅりとさっき出した物が溢れ出してくる。

「あ、いかん、零れてまう」

切なげに呟くと謙也さんは隙間を埋めるようにそこに力を込めた。挑発し過ぎやろこの人。呆れつつもどうしたんすか、とそのままに問えば、「わかっとるけど、中に光のが入っとったら、子供出来そうやん?」と小さく笑った。云ってる内容は安っぽいAVの様な台詞だけど、俺からしたら意地らしくとても可愛い台詞だ。

「そないに云うんやったら、もっと沢山注いだりますわ」

覚悟して下さい、と耳元で囁けば、謙也さんはふるりと期待に身を震わせた。


(いっそ孕んでしまえばええのに)


 end

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ただのエロ。
キャラ違いすぎてワロタwww

エロは久しぶりなので
日本語おかしいかもですが
生ぬるい目でみてやって下さい(苦笑)




――非生産的なそれすら愛おしい――




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