お題で黒黄


「黒子っち、」
「…」
「ねぇ黒子っち、こっち向いてよ」
「…嫌です」
「なんで、…お願いっス黒子っち、」
「…、君は、絶対後悔します、いつかきっと、僕なんかより、普通に、…綺麗な女性を選びます」
「なんでそんな事云うんスか?俺が黒子っちを好きってそんなに信じられないかなぁ…?」
「…僕は、僕の方が、君なんかよりずっと前から君を好きです」
「うん、知ってる。黒子っち俺の顔好きっスもんね」
「…、まぁ…、そうじゃなくて、…きっと君は僕が向けている好意に惑わされているだけです。いつかこれはおかしいと気づいて、僕を好きだと思った事に嫌悪して、全てを後悔します」
「なんでそんな事云うの黒子っち」
「事実だからです」
「…ねぇ黒子っち、俺の目を見て欲しいっス」
「…、っ!」
「…もう一度、ちゃんと云うね。…俺を、黒子っちの"彼女"にして欲しいっス。…俺は女を好きになってるんじゃない、黒子っちっていう、男が好きなんっスよ。…ちゃんとわかってる」
「ちゃんとわかってる上で、告白してるんスよ。だから…だからねぇ黒子っち、不安にならないで、俺は、黒子っちが好きだから、…付き合ってほしいっス…」
「…約束して下さい、決して、」
「…うん、大丈夫っスよ、黒子っち…俺はー、  」

【君を愛したことを後悔しないと誓おう。】


0605 (16:07)






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