満員電車で痴漢されて
涙目になってたら隣にいた財前君に
さり気なく助けられて
お礼云いたいんだけど財前君は
イヤホンしてて、
すぐに電車を下りちゃって
「（誰やったんやろ…あいつ）」
ってなる謙也さんとか。

因みに高一謙也さん中三財前君。
謙也さんはずっと気になってて、
それからチラチラ電車で探すんだけど
実は財前君はたまたまその日は
遅い電車だっただけで、遭遇出来ない。
半年位して、謙也さんも諦めた時期に
進級して、高校に入学してきた
財前君と運命の再会ですねわかります。

「お、まえ！」
「…なんすかあんた。初対面の人にお前呼ばわりされる覚えはー…」
「ずっと探しとったで！」
「…は、」
ガシィって抱き締められて
ドン引く財前君。周りは爆笑。
「なんや財前ホモかいなー」
「ちが、」
「自分財前云うんか？よろしゅうな！」
「っ（なんやねんこの人…！）」

そしてテニス部という(笑)





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