十二国記パロディリョ金



リョーマ→王様
金ちゃん→麒麟


リョ金主従で二人して仕事したくねーってなって城下にお忍びデートとかしてほしい可愛い!
あと皆の前ではかしこまった口調になる金ちゃんも可愛い!金ちゃんが血に酔わないように色々配慮してくれるリョマたん素敵! くそう!可愛い!

リョ金なら会った瞬間に金ちゃんに
「やっと見つけた…!」
って駆け寄らせて泣かせたい。
「え、何あんた、」
ってなってるリョーマに抱きついて
「ずっと探してたんや…!ずっと会いたかったんやで…!!」
って泣く金ちゃんまじ天使。


以下SS


「コシマ、っ、失礼しました主上、」
バタバタと鳴り響く足音に振り向けば予想通り遠山が扉を開いた。

「…賑やかだな越前」
少し呆れたように呟く手塚に俺は「可愛いから良いんすよ」と遠山に聞こえないように囁き腰を上げる。
「遠山、気にしなくて良いよ」
近寄り笑いかければ「せやけど、」と不安げに見つめられる。

「手塚さん。まだきちんと紹介してませんでしたね。これがうちの台輔です」
そのまま手を引きそう告げれば遠山が「、おうさま、」と呟いた。
「そ。隣国の王だよ。あんたは見た事無かったでしょ」
手塚に視線を流せば軽く会釈をする。

俺よりも遥かに治世の長い国の王だ。色々教えてもらえと、長官が呼んでくれたらしい。

「麒麟は、おらんの?」
おずおずと問いかける遠山に手塚は「不二」と後ろに呼びかける。そこからす、と現れた人は麒か麟かわからない位、中性的な姿の麒麟だった。
「うちの麒だ」
その言葉に男性なのだとわかる。
「綺麗な兄ちゃんやなぁ…」
しみじみと呟く遠山に小さく苦笑うと、不二と呼ばれた青年はするりと遠山の手を取り微笑んだ。
「僕の友達に、白石という麒がいるんだ。君と同じような喋り方をする子でね。良ければ今度紹介するよ」

その言葉に俺と遠山は目を見開いた。
遠山の喋り方はこの国ではとても奇妙で、けれども皆「麒麟だから」と気にしていなかった。けれど他にもこのような喋り方をする者がいるならそれは見てみたい。遠山も同じように思ったのだろう伺うように見つめる瞳に「今度行ってみようか」と小さく微笑めば彼は太陽のように笑って大きく頷いた。


すきだ





0807 (13:22)






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