□ その他の住人


■ ペイン
『蜘蛛』の能力を持った異端者。19歳。155cm。王国出身。南エリアを拠点とし、活動している。中立都市に来たのはつい最近。指先が出糸突起や毒牙に変化し、粘性の糸を射出したり獲物から体液を吸い上げる。この能力の所為なのか、一般的な人間の食事は好まず、生き物の体液を好んで啜る。体質が普通の人間と異なるのか、栄養バランスは気にしなくても良いらしい。普段は大人しい性格だが、蜘蛛の能力を発現させると同一人物とは思えないほど豹変する。極端な二面性の持ち主。本人が言うには、二重人格では無く、状況に応じて意図的に人格を切り替えているとの事。
ニュクス達とのひと悶着の末、キコの診療所で助手として働く様になる。また、元々薬に詳しく、薬師として独立しようと日々勉強中。



■ グレモリー
恐らく異端者。年齢不詳。181cm。出自不明。南エリアを拠点とし、活動している。大型カジノ『PASSACALIA』のオーナーであり、支配人。カジノの裏側を覗けるVIP会員は、彼に認められた者しかなる事が出来ない。人前に出る際は常にスーツ姿で、シルクハットは欠かさず、左目にはモノクルを付ける。ぎょろぎょろと蠢く三白眼はそれ自体が別の生き物の様で不気味。
ナハトはカジノの常連であり、VIP会員。完全なるお得意様。友好的な関係だが、仲が良過ぎて一部の者達から肉体関係にまで及んでいると噂されている。真相は不明。
商魂逞しく、カジノ以外の事業にも手を出している。ホテルだったり、テーマパークだったり。『何よりも娯楽を愛し、娯楽の為なら魂を捧げる』と言うのが本人の談。


■ レイ
魔術の心得が少しだけある、普通の人間。38歳。174cm。東エリアにある大学の非常勤講師。ユリシーズとはほぼ同期になる。本業は考古学者。聡明な若作りのイケメン。16歳になる娘が居る。妻は数年前に他界。
ユリシーズ同様、知的欲求が強く、好奇心旺盛。特に考古学の分野で新発見が有ると周りが見えなくなる程のめり込む。
普段は東エリアで平穏に過ごしているが、偶に南エリアで『情報屋のゼロ』として活動している。レイとゼロが同一人物である事を知る人間は殆ど居ない。天才的なハッカー。しかし気紛れであり、依頼された仕事を請け負うかどうかはその時の気分次第。



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