「スカート短くない?」
「そーかなーぁ」
あたしのスカートを少しでも下げようとしている本ヤン。彼は優しい上、イケメンで一緒に歩いててすごく自慢になる。山ちゃんも一緒にいるときなんかはそりゃもう、両手に花ですよ。
「あしたからちゃんと長めにね」
「本ヤンてあれだよね。絶対童貞じゃないでしょ」
「な、なに言ってんの」
「それ俺も思った」
「山ちゃんも童貞ではないね」
ニコッと笑う山ノ井。あたしを軽く叩く本山。
「名前も処女ではないね」
「あたしは神聖なる処女です」
「うっそだー」
「スカート短くしていつも誘ってるようなもんだったのに?」
「関係なくね」
「今だってすぐスカートに手入るんだけど」
「ちょっ、ひゃ」
本山くん太もも触んな腰抜ける。