隣の席の高瀬くん。試行錯誤を繰り返してやっと隣の席のになれた。
朝練で疲れてるのか寝てる。この横顔を見るために隣の席になった。ホームルームが終わっても寝ている高瀬くんの顔をじーっと見る。
「横顔キレイ、かっこいい、食べちゃいたい、あー、チューしたい」
「…」
「あ」
目があった。しかも、ばっちり。聞かれた?
てか、高瀬くんなんで顔赤くなるの。ホント可愛い。
「あ、えっと、おはよう」
「…おはよう」
「き、聞いた?」
「ばっちし」
「忘れてください」
「…」
あー、あたしの高瀬くんとの青春ライフの終止符が今うたれた。絶対、高瀬くんあたしのこと変態だと思った。
「あ、あたし、用事思い出したのでこれで失礼します」
「えっ、待って」
逃げようとして捕まえられた手首。うわ、高瀬くんに触られた。どうしよう。食べていいかな?いいよね
「好きなんだけど」
「え?」
まさかの展開ですか。