※すいません微妙なえろ
若ゴトタツ


















「ごと、お前しつこ、いっうぁっ」

後藤は人をこねくり回せば美味しくなるとでも思っているのだろうか。

中で動き回る指はもうどのくらいいるか分からない。中はもう十分だっていうのにそれでもぐりぐりと動き回る指はぐらぐらと熱をまた増やす。苦しみに似た熱さを受けながら爪を背中に立てた。
「いたっ」
「っ、いい気味だっ…はぁ、ん、京都の奴らに、笑われろ、うあっ」
そう言って笑ったらじっと顔を見られたかと思ったら背中をベッドに押しつけられるように倒されて、上から後藤の体重がかかった。動いたせいで更に指はぐぐ、と奥に進む。
「ふざけんなっ…」
「そうかそうか、うんわかったごめんな達海」
「はぁ?なにいって、」
こっちはさっさと指を抜いてほしいのに何を寝ぼけたこと言ってんだ。
「俺が移籍して寂しいんだろ?達海」
よしよし、と頭を撫でて満足そうに笑う後藤。無性に悔しくて腹立たしい。
「ざっけんな、うあっ…ん、分かってんなら、なんなんだよっ…」
「達海…」
「いいから指抜けよごとっ…!」
ぐちと自分の後ろからやらしい音がして、後藤の指が動くと、限界に近い自身からとろりと先走りが漏れていくのが分かって鳥肌が立つ。
「はあっ…」
「達海…ごめんな」
「んああっ」
後藤の手が俺のものを軽く触ると堪えきれなくなってべしゃあ、と後藤の手に白濁を吐き出した。体を起こして肩で息を整える。ゆるゆるの後ろから指が抜かれたら、それだけで体が震えた。
「…何がごめんだばか。別に行ったからって恨んでねえって」
「…そうか。」
「俺はお前がフットボールできんなら何処にいても良いって思ってんの。俺はフットボールやってる後藤が好き。しかもお前なにかと帰ってくるし。それで十分だっつの」
ぺろ、と後藤の唇を舐めて後藤の肩を押して倒す。形成逆転。
「達海」
「今日は、乗っかってやるからさ」
お前がこねくり回してくれたお陰で今日は簡単には満足出来ねえみたいだし。結構好きだよな後藤は人の顔見てするの。
「はやくしろよ、後藤。にひー」
笑ってやると、後藤は待ってしたとばかりにいやな笑い方するから、後でまた爪でも立てて鎖骨に牙を剥いてやる。
京都の人間は、後藤の背中にひっかき傷を作る人を、みんな知らない。



しつこいくらいの


(君からの愛)
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やってしまった中途半端なえろ^^^^
こんなぬるくていいのか

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