「なんだかいじめたくて仕方がないんだ」
「ガキか」
堺にぽそ、と漏らすと眉間のシワが濃くなった。笑い話にできるからまだいいのか。最近清川に対しての態度がいかにも小学生のような感じになってしまうのだ。好きな子ほどいじめてしまう。そんな悪循環。悪いとは思わないし、そんな清川を見るのがなによりの趣味だ。
「堺も十分世良いじめてる癖に」
「いじめじゃねぇよ」







 なんだか過度にいじられるのだ。昨日なんかはいきなり食べていたお菓子かじられたり、一昨日はシャワー中に間違えたとかでいきなりドア開けられたり。意味が分からない。丹さんに言ったら、ほら、ガミって素直じゃないから、とか言われた。素直って。
それじゃあまるでガミさんが俺のこと気になって仕方なくてイジってるとしか言ってるようなものじゃないか。まさか。ぶわりと髪で隠れた耳を赤くした。そういえばガミさんは俺が焦ってると嬉しそうだった。









 清川の匂いが変わっていた。いままでの甘い香りから涼しいような香りに変わっていたから思わず
「シャンプー変えた?」
と聞くと、
「はい。昨日まではサポーターがくれたやつだったんですけど、今日から自分のっす」
とか。
「そんなに気になるんすか?俺の匂い」
「んー気になるっていうか、ほんと好き」
「なっ…」
ぼわっと赤くなる清川がまた可愛くて、髪の毛にキスをすると真っ赤っかで俯くからだんだんまた意地悪したくなるのだ。
「好きだよ」
と耳元で囁くとばっと体を突き放して走っていってしまった。








小学生

(ほんと変態…!!)
(あー言い反応)



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ガミさんが非常に変態で
申し訳ない^p^
ガミキヨの馴れ初めは
さらっと行ってたりしたら
面白い。
逆にザキバキなんかはだらだら。
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