ヒロインはどこにでもいる平凡な女の子。
子供だから友達と一緒に行動したいし、大人は怖いし、足手まといとかになりたくないし、でも楽しいことはしたい。
親が遺していったらしい喋る猫との二人暮らし。
親は長い間任務に出ているらしく、ヒロインがアカデミーに入学した少し後くらいから会った事がない。
カカシ先生とイタチさんが好きなのでやっぱりそこに偏ってしまうかも…。









明るくて活発な芯のある女の子だけど、どこか危なげない女の子。


ナルトは九尾の妖狐をその体に宿してはいるけれど、天真爛漫に育ってくれた。
サクラは良い意味で普通に育って、ちゃんと友達や仲間と触れ合って成長している。
サスケは注意をしていればまあ何とかなるだろう。

なまえは

なまえはそれこそありふれた女の子なのに、誰に聞いても優しい、と言われるような女の子なのに、その優しさ故に一緒に堕ちてしまうこともできるような、そんな脆さがある。
目を離せない、いや、離したくない。



先生として、生徒は守らなければ。

本当にそうなのか?

ほわほわしてて、何があっても冷静さを忘れなくて、俺が何をしても全て許してくれる女神のような、それでいてだれよりも人間らしい彼女が、じぶんはどうしようもなく欲しいんじゃないのか。







「なまえ?」
「あ、カカシ先生こんにちは」
「はいこんにちは。何してるの?」
「やることなかったんで日向ぼっこ中ですよー」
「ふーん、俺もいていーい?」




ちなみにヒロインは好かれている自覚とかは一切ない。
むしろ自分はこんな平凡で、ナルトとかサスケとかサクラとかに負い目を感じてるくらい。
そしてこんなわたしにもこうやって気にかけていてくれる先生はなんて出来た人なんだろう、とか思ってる。




「先生?」
「ん?なーに?」
「気持ち良いですね」
「そうだね、…よっ」
「わ、先生?どうしたんですか?」
「んー、なまえとくっつきたくなっちゃって。ほら、最近任務中でもナルトがやらかすからあんまり話せなかったじゃない」
「ふふ、そうですね。今先生はと話せて嬉しいです」
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃないの」




一線超えているようでヒロインに自覚がなさすぎるから越えられない原作沿いがしたい。
イタチさんとかは本当は連れて行きたかったけどヒロインが小さいからってしぶしぶ木の葉に置いて行って、成長したから連れ出そうと企んでいて欲しい。
ヒロインもイタチさんになついていた頃の記憶が残っているから抜け忍で暁のイタチさんを捉えなければいけないんだけどどうしても話していたくなっちゃう、みたいな。
連れて行こうとしている時にカカシ先生乱入みたいな。
イタチさんと鬼鮫が木の葉に来た時の話ですね。


味方からも敵からもどこか惹かれてしまう女の子の話でした。





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