(5/19)page日常のヒトコマ
「おいしー!」
『そ、そうか?』
できたてのホットケーキを、幸せそうに頬張るうらら。
そしてその彼女を嬉しそうに見つめるシロップ。
いつのまにか、シロップの新作ホットケーキを一番に食べるのはいつもうららになっていた。
この光景は本人達を、そして周りの雰囲気をも明るくしていた。
「〜〜っ!幸せ〜!本当においしいなぁー♪
シロップのホットケーキ食べたら、疲れも吹っ飛んじゃうんだよね〜」
素直なうららの言葉に、シロップは照れくさそうに笑った。
『サンキュー』
「あのね、シロップ、私ね…」
“こんなおいしいホットケーキが毎日食べれるなら、シロップのお嫁さんになりたいな”
…
……
「『…え!?』」
突然の言葉に、二人は真っ赤になってワタワタする。
「え!わ、私言ってない…」
「でも思ってたでしょ?」
「く、くるみさん!?」
クスクス笑いながら現れたのはくるみ、そしていつものメンバーだった。
『てめぇらぁ〜〜!』
「だって楽しいんだもの」と言われ、結局最後まで真っ赤になりながらからかわれ続ける二人だった。
END
← →