▼黄月でご飯
「伊月さん、意外と食べるんスね」 「え、そう?」 「そんなにがっつり食べる印象なかったッス」 「なに、それはオレが小さいとか…」 「いやいやいや!そういうんじゃなくてっ」 「冗談だって。まあ、まだまだ成長期だしなー。動いた分食べたくなるっていうより食べなきゃ動けないからって感覚はあるけど」 「なるほど」 「そういう黄瀬は意外と食べないな」 「いつもはもっと肉とか食うんスけど、最近気にしてて…」 「女子か!」 「悲しいけどオレの体は伊月さんのためだけのものじゃないんスよ……」 「ちょっ、そんなしょぼくれないで」
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