▼笠月
10/14 00:18(0



「ええっ、伊月さん料理できるんスか!」
「いやまあ、ちょっとだけな。水戸部や火神に比べたら…」
「そこが誠凛の不思議なとこッスよね。男が料理うまくて監督さんがヤバ」「死ぬぞ」「……ッス」

「ん、伊月は料理ができるのか」
「あ、森山さん」
「……やっぱり男も料理が出来たほうがモテるのかもしれないな……やってみるか……」
「…頑張ってください」
「そうだ伊月、肉じゃがは作れるのか」
「えっ?肉じゃが??」
「好きな人の好物は作れたほうがいいんだろ?この前見た雑誌にそんなことが書いてあった」
「何かと思ったらアドバイスなんスね」
「肉じゃがか……姉貴に教えてもらおう……」






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相変わらず笠松さんが不在
数日後、肉じゃがをマスターした伊月がお弁当にそれとなく入れてきます。そして素知らぬ顔で笠松さんに分けます。

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