▼↓続き
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詰め寄ってくる皆に、朝起きたら縮んでいたため授業に出るわけにもいかなかったから夕方まで待って、それから皆に状況を伝えるために来たことを説明すると木吉が頭を撫でてきた。よしよし、ってお前な。

「大体お前何歳くらいのときの身長かわかるか?」と日向
「さあ…」
正直みんなが巨人に見えるよとは死んでも言いたくない。あと、声変わり前の高音が喉から発せられるのがなんというか、恥ずかしい。
「ちょっと私の横立ってみて、伊月くん」
「あ、うん」
「おお!?伊月のほうが少しちっちゃくね!?」
「コガ喜ぶな!!」
「160ないってことは中1くらいか?」
「まあ……、そうなるかも」
「伊月がちっちゃい!」
「だからちっちゃい言うな!!」
「大丈夫だ伊月、十分可愛いぞ」
「本気だったら怒るよ木吉」

拝啓母さん。俺は今とっても先行きが不安でたまりません。

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