予備学科2(狛枝)*


あんな事があっていくらか時間が過ぎた頃か、もう私の意識は朦朧としていた。
沢山私がイッても狛枝くんは止まってくれない。
勿論私は処女だった。
狛枝くんに処女を取られたのだ。

少し痛みは感じたが、その後快感で支配され痛みをあまり感じなかった。
狛枝くんに取られたのは寂しいとも感じるし複雑な気持ちだ。

「なに他の事考えてんのさっ」

ズンッ

「ぁああ!」

狛枝くんは深く突いてきた。
さっき考えていた事も忘れるほどの快感だ。
結合部からは恥ずかしい音がなり鳴り止まない。

「は?またイったの?このド淫乱」
「い、淫乱じゃ…あぁ!」

さっきとは違い、Gスポを狙って突いてきた

「このド淫乱予備学科は静かに股を開く事が出来ないみたいだね」

狛枝くんはGスポを沢山突いてくる
ぐちゃぐちゃという音が鳴っていて恥ずかしい
だんだん目がチカチカしてきた。

「んんんっ!!」

身体が痙攣する

「は?もうイッたんだ、じゃあもっとイってみてよこのド淫乱っ」
「ああぁ!んんっ…!」

狛枝くんはさっきよりも強く突いてきた
そのお陰でまた軽くイッてしまう。

グチャ、グチャ

「ははっ、結合部、凄い音出してるよ?一体誰の仕業かな?」
「い、言わないっで…!んうっ…?!」

また強く打ち付けられた

「静かに股開けって言っただろ」
「んんっ…あぁ」


狛枝くんは腰を止めようとしない。
そのお陰で私は10回以上はイッてしまっただろう。
私がイッているわりにはまだ狛枝くんはイッていないようだ。

…もしかして狛枝くんは女の人に慣れている…?
それを考えると心がモヤモヤとした。
こんな事されてもまだ私はまだ狛枝くんの事好きなんだ…

やっぱり私はあの時に戻りたいや。
戻って猛アタックしていれば良かったのに。もう遅い。
狛枝くんはもう私の事忘れていて、それに私をひとりの女性として見てくれていない。

…もうどうなってもいい。
どうせ過去には戻れないんだから。

ずんっ

「ああぁ!!」
「さっき他の事考えてたよね?予備学科のクセに生意気だなぁ…」


そう言うと狛枝くんは私のナカを先程よりも強く、奥を突いてきた。
私は一瞬意識が飛んだ。


「すっごくココ、キュウキュウしてるね」
「あっ、んっ、」
「また締めた、このMが」


狛枝くんは私の耳元でそう言うと急に動きを速めた
腰を動かす度にイイトコロに当たって頭がおかしくなりそうだ

ズチュッグチュ

「んうっああ!」
「っ…!」

一瞬狛枝くんの顔が歪んだ。イクのを耐えたのだろう。

「…イクよ…」

そう私の耳元で囁いた

ずんっ
奥深くまで突いてきてそれと同時に私たちは達した。
いつの間にか狛枝くんはコンドームをつけていたのか中には出されなかった。

事後、身体は疲れきっていてとてもではないが起き上がりにくい


「…キミって予備学科のクセに名器なのかもしれないよ」
「め、名器…」

その言葉に私は軽くショックを受ける
やっぱり一人の女性として見られていなかったみたいだ。


「褒めてやってるんだから予備学科は予備学科らしく嬉しがってよ」

そう言いつつ狛枝くんはテキパキと自身の服を整える
服を整える狛枝くんをみて自分も服を着なくちゃと思い、身体を動かすものの、腰が痛くて起き上がれない。
それほど酷く抱かれたみたいだ。

私の知っていた狛枝くんはこんな事しなかっただろうに。
とは言ってもこれが本当の狛枝くん。
勝手に決めつけていた私が悪い。それにもう…

「狛枝くんは私の事覚えていないんだから…」


思わずボソッと言葉が出てしまった。

「ボサッとしてないでさっさと着替えなよ」
「は、はい」

どうやら運よく聞こえていなかったみたいだ
しかし着替えろと言っても着替えられない状況だ。


「…もしかして着替えられないの?」

そう言われて私は頷くと狛枝くんはいつの間にか着替え終わっていて私の方へと近づいてきた。

「今日が最初だから手伝ってあげるよ」
「え?」
「え、なに?もう1回ヤりたいの?別にボクはいいけど」
「や、やらないです」

…それより最初って何?
どういう事?

「さ、最初って…どういう事ですか」
「は?それも分からないわけ?キミは今日からボク専用の性欲処理器になったんだよ?だからボクが溜まってる時はとことん付き合ってもらうから」
「い、嫌ですよ!」
「…コレ、学校中に広めてもいいわけ?」


狛枝が出したのは私が狛枝くんに犯されている時の写真

「な、なんですか!消してくださいよ!」
「消してくださいって言われて消すと思う?」

気づいたらいつの間にか私の服装は整っていた。
狛枝くんが話しているうちに私の着替えを手伝ってくれたみたいだ。
それについてはありがたいけど…


「そういう訳だから」

そう言って狛枝くんは立ち上がって行ってしまった
私は痛い腰を頑張って上げて立ち上がった
結局何も解決出来ずに今日が終わった


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