俯きがちな弱さを捨てて 渇いた脈動 私だけが置いていかれた 死すべき時など 夜鷹の見る空 涙の理由を覚えていたい 魔女の溜息 きれいな眼差し 騎士は誰が為に其れを屠るか ろくでなしの懺悔


灰の中で産声をあげた 神様の掌 可哀相な恋人 欠けたる月を見るともなしに 第三の選択 例えばそこに、量りきれないほどの愛があったとして。 ロボトミーを希望する 悪者指南 夏に二度死んだ 世界の終わりにただひとり


外套と短剣 君と奈落に落ちることはできない。君と手を繋ぎ生きることはできない。 キメラの一生 みっつ数えて闇の中 希望だけ失った 吾人の知りうる全て あの子にあげたいただひとつ 泣いて笑って死んでいけ 手を取れば幸せになれると思っていた 晩夏の静寂


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