磔にされていた 今も指輪をしているの その愛は盲いているので 星々はなぜ瞬くのか 顧みないままでいて 沈黙は存外に穏やかだ ドリーの骨 お別れを仮定する いつも亡骸だけがあった 身を削りながら憂い、愛そう


黄昏で君を待つ 私は眠っていたかった 空は燃え続く 馴れ初めごと埋めてください 秘密の話を致します その怪物を抱きしめたい ゆるやかに踏みにじる 手に入らないと知っていた あなたの薔薇が好き 私に似た悲しさ


どうか愛しちゃくれないか 咎人のように散れ 大嫌いなあいつと 無罪推定 君の不在を知っているから 好きだけど信じていない ほら貴女はこんなに強い 飛ばない蛍 夕日の影の薄れゆく 僕を殺そうとしたくせに。


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