日記 | ナノ

03/09(Sat):

あぁ、まさか息子のお友達と…こんなことになるなんて。私は本当に最低な妻で最低な母親だ。それでも…もう後戻りは出来ない。私を心から愛しそうに見つめる彼…クダリくん。息子のお友達で、高校生。そして…私の愛人なのだ。最初彼の気持ちを聞いたときは驚いたし戸惑った。勿論、きちんとお断りした。けれど、彼の情熱的なアプローチ、私を心から好きなんだというその真摯な姿に…私は、堕ちた。

「○○さん?なに考えてるの?」

「クダリくんは可愛いなって」

「もう!また子供扱いするんだから!…でも今日は…」

「…あ」

優しく私をベッドに押し倒すクダリくんはいつものように笑顔だが、少し緊張しているようだった。つまりその、私達は…今日、一線を越えるのだ。…確か、クダリくん、はじめて…なんだよね?私を見下ろすクダリくんの頬にそっと触れる。

「…ねぇクダリくん。はじめてが…私みたいなおばさんで本当に良いの?」

ほら、私だらしない身体してるし…がっかりするよ?少し苦笑しながら言えば、少しムッとしたような顔をするクダリくん。私の手に己の手を重ねきた彼は少し頬を赤く染める。

「…僕は、○○さんが良い」

「クダリくん…」

降ってくる唇に私は静かに目を閉じた。


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はじめては人妻夢主が良いと心に決めているDT高校生クダリさんとか私激しく悶える。ポイントは〜〜さん呼び。高校生クダリさんは夢主にしかこの呼び方をしないとかだったらもう…たまらん←
妄想が爆発してごめんなさい/(^O^)\



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