細道
ようやく目が慣れた。
どうやら両側の壁は夜空のようだ。
キラキラ星がはしゃいでいる。そこに順序よく旅人の背丈ほどのトンネルが並んでいた
それはどこかへの1本道が伸びていて、渡るための辺りは明るく昼のよう
どれも同じトンネルに見える
ずいぶん仲良しだ
ポツン ポツン
星が降ってきた。
旅人は星に濡れないように急いでバッグで寝ている傘を差した。
ポツン ポツン
傘からはみ出たいとこのしっぽに容赦なく星が当たっている
旅人は優しくいとこを撫でると周りを見た
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