「へぇー、ヒナタちゃんってイッシュから来たんだぁ!」
「うん!ちょっと旅行でね!」
「へぇ、私イッシュ行ってみたいんだよね」
「なら今度遊びにおいでよ」
「本当に?やったー!」
1時間後
「で、その時雷士が…」
「そぉなんだ!幸夜なんて昨日……」
すっかり意気投合したヒナタちゃんと私は今、ポケモンセンターで雑談していた。なんかすごく話が合うんだよ!ポケモンセンターでは今日のコンテストに出場するポケモンやトレーナーたちや 、普通に利用しているポケモンやトレー ナーたちがゆっくりとくつろいでいた。コンテストの開始時間まで後1時間を切ったところだ。そんな人たちの中。ポケモンセンターの端にあるテーブルで私たちはかれこれもう1時間近く話してる。雷士君なんてヒナタちゃんの頭の上でもう今日何度目か分からないらしい、寝息をたてて寝てる。 幸夜と蒼陽は私たちから少し離れたところでみんな(雷士君以外のヒナタちゃんメンバー)と暇な時恒例のUNO中だ。とても盛り上がっているのがよく分かる。ふんっいいもんね!こっちはこっちで盛り上がってやるから!
「それで、蒼陽が「きゃーーっ!!」!な、何事!?」
いきなり聞こえてきた叫び声にUNOをしていたメンバーも早々に止め、私とヒナタちゃんの近くに寄ってきた。私とヒナタちゃんも座っていたイスからガタッと勢いよく立ち、辺りを見渡す。するといきなり悲しいことに見慣れてしまった青い髪のおかっぱ集団、ギンガ団が続々と入ってきた。
《みなさん、こんにちは。私たちはギンガ団というものです。今回このポケモンセンターを乗っ取らせていただきました。今から言う指示に従って行動するのです。まず出ているポケモンたちをモンスターボールにしまいなさい!》
いきなりスピーカーから聞こえてきた声に驚き、その場にいるほとんどの人はビクッと肩を揺らした。何をされるか分からないことに怯え、その指示に従って周りのトレーナーたちはポケモンをモンスターボールに戻していく。
「ギンガ団?(コソッ)」
「ポケモンを使って悪さする連中よ(コソッ)」
「へぇー、プラズマ団みたいなのか(コソッ)」
「どうする?(コソッ)」
「まずは従った方がいいかも(コソッ)」
一応何かあった時はすぐに出すという条件で私とヒナタちゃんはポケモンをボールに戻していく。 これで従わなかった時とか大変だし。
ポケモンセンターにいるトレーナーたちがポケモンをボールに戻したと同時に、またスピーカーから声がした。……どこから見てるんだか。
《では、次の指示です。今からギンガ団がポケモンセンター中にボールを回収しに行きます。なので持っているボールをギンガ団に渡しなさい。》
そのギンガ団の言葉にとうとうその場にいたトレーナーたちが焦り始めた。
「はぁ!?そんなこと出来るわけないでしょ!? 何言ってんのよ!」
「まぁまぁ…落ち着いてユイちゃん。ここで逆らったら何されるか分からないし、従った方がいいよ」
「!そ、そうだね。従っといた方がいいかもね」
『は?ヒナタちゃんそれ本当に言ってる?僕らを見捨てる気?』
「いやいやいや!違うよ雷士!ここで怪しい行動したら危ないでしょ」
『それに関しては俺も雷士と同じ意見だ。危なすぎる。もし何かあったらどうするつもりだ?』
『そうだ!もしヒナタ様に何かあったらどうしてくれるんだ!今すぐ死刑だぞ!』
「大丈夫だよ!きっとどうにかなるって」
「そうそう、だから落ち着いて蒼刃!ね?」
『うっ…ヒナタ様が言うなら…分かりました…』
『……はぁ、ならもしも危ないと思ったらすぐに逃げろよ?それが守れるならいい』
『ちょっと幸夜、本気で行ってるの?そんなのヒナタちゃんが出来るわけないじゃん』
『……素直に心配だって言えばいいのに……』
『ちょっと疾風?何言ってんの?』
「大丈夫だよ雷士。いい作戦があるのよ」
「?いい作戦?」
「そう!そのためにユイちゃんも手伝って!」
「もちろんだよ!」
「そこの2人!早くボールを渡しなさい!」
いつまでたってもボールを渡そうとしないユイたちにしびれを切らしたギンガ団が近寄って来た。
そして私とヒナタちゃんはギンガ団が近寄って来たと同時に、幸夜と雷士君をボールにしまって大人しくそのボールをギンガ団に渡した。
ギンガ団が幸夜と雷斗君たちの入ったボールを持って行くと同時に、タイミングを見計らっていたかのようにヒナタちゃんは私に耳打ちした。
「ユイちゃん、ちょっと耳かして(コソッ)」
「うん?……そういうことね、分かった(コソッ)」
「じゃあ、また後でここに集合ね(コソッ)」
ヒナタちゃんのその言葉で私とヒナタちゃんは作戦通り持ち場に着く。ポケモンセンター内は運がいいことにコンテストのため、センター内の簡単な地図が貼ってあった。だからセンター内は大体把握してるつもりだ。
私はポケモンセンターの廊下をギンガ団に気づかれない程度に走る。廊下に【廊下は走っちゃいけません!】て紙が貼ってあって少し罪悪感はあるが、きっと今頃ヒナタちゃんも行動を起こしてる頃だろう。右へ曲がって左へ曲がってどんどん迷わず進んでいく。
「……ハァ…見つけたっ!」
息を切らす私の前にはブレーカー。私はそのブレーカーの取っ手をつかんで一気に下ろした。それと同時に一気に暗くなる室内。これであとは戻るだけかな。ブレーカーを落として達成感に染まる私はヒナタちゃんと合流するためにさっきの場所を目指してまた走り出した。
「うん!ちょっと旅行でね!」
「へぇ、私イッシュ行ってみたいんだよね」
「なら今度遊びにおいでよ」
「本当に?やったー!」
1時間後
「で、その時雷士が…」
「そぉなんだ!幸夜なんて昨日……」
すっかり意気投合したヒナタちゃんと私は今、ポケモンセンターで雑談していた。なんかすごく話が合うんだよ!ポケモンセンターでは今日のコンテストに出場するポケモンやトレーナーたちや 、普通に利用しているポケモンやトレー ナーたちがゆっくりとくつろいでいた。コンテストの開始時間まで後1時間を切ったところだ。そんな人たちの中。ポケモンセンターの端にあるテーブルで私たちはかれこれもう1時間近く話してる。雷士君なんてヒナタちゃんの頭の上でもう今日何度目か分からないらしい、寝息をたてて寝てる。 幸夜と蒼陽は私たちから少し離れたところでみんな(雷士君以外のヒナタちゃんメンバー)と暇な時恒例のUNO中だ。とても盛り上がっているのがよく分かる。ふんっいいもんね!こっちはこっちで盛り上がってやるから!
「それで、蒼陽が「きゃーーっ!!」!な、何事!?」
いきなり聞こえてきた叫び声にUNOをしていたメンバーも早々に止め、私とヒナタちゃんの近くに寄ってきた。私とヒナタちゃんも座っていたイスからガタッと勢いよく立ち、辺りを見渡す。するといきなり悲しいことに見慣れてしまった青い髪のおかっぱ集団、ギンガ団が続々と入ってきた。
《みなさん、こんにちは。私たちはギンガ団というものです。今回このポケモンセンターを乗っ取らせていただきました。今から言う指示に従って行動するのです。まず出ているポケモンたちをモンスターボールにしまいなさい!》
いきなりスピーカーから聞こえてきた声に驚き、その場にいるほとんどの人はビクッと肩を揺らした。何をされるか分からないことに怯え、その指示に従って周りのトレーナーたちはポケモンをモンスターボールに戻していく。
「ギンガ団?(コソッ)」
「ポケモンを使って悪さする連中よ(コソッ)」
「へぇー、プラズマ団みたいなのか(コソッ)」
「どうする?(コソッ)」
「まずは従った方がいいかも(コソッ)」
一応何かあった時はすぐに出すという条件で私とヒナタちゃんはポケモンをボールに戻していく。 これで従わなかった時とか大変だし。
ポケモンセンターにいるトレーナーたちがポケモンをボールに戻したと同時に、またスピーカーから声がした。……どこから見てるんだか。
《では、次の指示です。今からギンガ団がポケモンセンター中にボールを回収しに行きます。なので持っているボールをギンガ団に渡しなさい。》
そのギンガ団の言葉にとうとうその場にいたトレーナーたちが焦り始めた。
「はぁ!?そんなこと出来るわけないでしょ!? 何言ってんのよ!」
「まぁまぁ…落ち着いてユイちゃん。ここで逆らったら何されるか分からないし、従った方がいいよ」
「!そ、そうだね。従っといた方がいいかもね」
『は?ヒナタちゃんそれ本当に言ってる?僕らを見捨てる気?』
「いやいやいや!違うよ雷士!ここで怪しい行動したら危ないでしょ」
『それに関しては俺も雷士と同じ意見だ。危なすぎる。もし何かあったらどうするつもりだ?』
『そうだ!もしヒナタ様に何かあったらどうしてくれるんだ!今すぐ死刑だぞ!』
「大丈夫だよ!きっとどうにかなるって」
「そうそう、だから落ち着いて蒼刃!ね?」
『うっ…ヒナタ様が言うなら…分かりました…』
『……はぁ、ならもしも危ないと思ったらすぐに逃げろよ?それが守れるならいい』
『ちょっと幸夜、本気で行ってるの?そんなのヒナタちゃんが出来るわけないじゃん』
『……素直に心配だって言えばいいのに……』
『ちょっと疾風?何言ってんの?』
「大丈夫だよ雷士。いい作戦があるのよ」
「?いい作戦?」
「そう!そのためにユイちゃんも手伝って!」
「もちろんだよ!」
「そこの2人!早くボールを渡しなさい!」
いつまでたってもボールを渡そうとしないユイたちにしびれを切らしたギンガ団が近寄って来た。
そして私とヒナタちゃんはギンガ団が近寄って来たと同時に、幸夜と雷士君をボールにしまって大人しくそのボールをギンガ団に渡した。
ギンガ団が幸夜と雷斗君たちの入ったボールを持って行くと同時に、タイミングを見計らっていたかのようにヒナタちゃんは私に耳打ちした。
「ユイちゃん、ちょっと耳かして(コソッ)」
「うん?……そういうことね、分かった(コソッ)」
「じゃあ、また後でここに集合ね(コソッ)」
ヒナタちゃんのその言葉で私とヒナタちゃんは作戦通り持ち場に着く。ポケモンセンター内は運がいいことにコンテストのため、センター内の簡単な地図が貼ってあった。だからセンター内は大体把握してるつもりだ。
私はポケモンセンターの廊下をギンガ団に気づかれない程度に走る。廊下に【廊下は走っちゃいけません!】て紙が貼ってあって少し罪悪感はあるが、きっと今頃ヒナタちゃんも行動を起こしてる頃だろう。右へ曲がって左へ曲がってどんどん迷わず進んでいく。
「……ハァ…見つけたっ!」
息を切らす私の前にはブレーカー。私はそのブレーカーの取っ手をつかんで一気に下ろした。それと同時に一気に暗くなる室内。これであとは戻るだけかな。ブレーカーを落として達成感に染まる私はヒナタちゃんと合流するためにさっきの場所を目指してまた走り出した。