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小さい頃から白雪姫が大好きだった。


それは、田舎臭い武州で育ったアタシにとっては、むしろ憧れのようなもので。





まぁ、今となってはそんなの夢の話、無理だって解ってんだけどね。


…それでもどこかで望んでる自分が居る。





硝子の靴を拾ったあの子は、毒林檎を食べた彼女でした。

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