3 ――――― ――― 『つーかその話止めれ』 瑚町は顔を少し赤くしていた。 「いーじゃねーかィ」 『ヤダ』 あれから4年か5年か…今の瑚町は、あの頃とは180度違う性格になった。でも始めにも言ったように、泣き虫と心配性の性格は裏の性格として残ってる。 『アタシ、過去は振り返らないって決めたから』 「いつからそんなに逞しくなった」 かなりのキメ顔をしている瑚町。昔はそんな事をしない位真面目だったような…。 うん、確信した。正直言って…昔の方が可愛い気がある。 『でも総悟、髪切るの凄い上手だね』 瑚町は自分の髪をつまんで、眺めながら言った。 あの日、瑚町の髪を今の髪型に切ったのは俺。 「俺、天才だから」 『自分で言うか…』 でも、あの頃と比べて瑚町はよく笑うようになってくれた。 あの頃の俺とお前。 (近いうちまた総悟に髪切ってもらおうかな…) 総(そん時はお前の頭、逆モヒカンにしてやるよ) (Σ(゚ロ゚ノ)ノ止めてぇええええ!!(泣)) ―後記― 初の総悟視点からでした。 3ページ目が究極に短い…← 今回の話は、私が中学校時代に書いた漫画を、小説に書き直した話です。 でも漫画が途中で終わってたんで3ページ後半から自力です(笑) あぁ…あの頃が懐かしいな…!← 本当は違う昔の話をやろうと思ったんですけど、内容的にこっちからの方が話が繋がりやすいんで、急遽変更しましたwww そっちの昔話は次回書きますね! |