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皆さん、おはこんばんは初めまして!!
桜神 藺です。
真選組の参謀をやってますてへぺろ☆!←
参謀の出張に行ってて、今日2ヶ月振りに屯所に帰って来ました。出張のお土産に、瑚町が欲しいって言ってたフィギュア沢山買い込んできました!瑚町、喜んでくれると良いな。

そんなこんなで屯所に到着して、近藤さん達に挨拶に行こうと思って局長部屋を来ました。
失礼します。と一言言って、静かに襖を開ける。

「近藤さん、お久…し、ぶり…アレ…」

近藤さんは部屋に居ませんでした。
朝方だし、もしかしたら食堂に居るのかもしれない。
そう思って食堂に行ってみたものの、結局居ませんでした。そういえば、土方さんの姿も見てないなぁ…。

お妙さんの所に行ってるのかな。とか考えながら歩いてると、どこからかめっちゃ襖を叩く音が聞こえました。
何事かと思ってその場所に行ってみる。


「あ、近藤さん!皆も!」

その場所には近藤さんと土方さん、山崎君が居た。
山崎君は必死に襖を叩いて、その部屋の中に居る人物の名前を呼んでいるみたいだった。

「藺か。久しぶりだな」

「お久しぶりです局長〜。朝から襖叩いて、何かあったんですか?」

その部屋は、確か瑚町の部屋だった気が…

「あ、あぁ…ちょっとな」

近藤さんの表情が曇った。
どうしたんだろう。

「瑚町が病気にかかったみてぇで部屋から出て来ねぇんだよ」

煙草に火をつけながら土方さんは簡単に説明をした。

その説明に、俺の体内で稲妻が走った。
ま…まさかまかさ…瑚町…が…病、気ぃぃぃぁあああああ!!!!

「だだだだだだだぐわばあうあうあうあああああ!!!!(泣)」

「!っちょ…桜神さっ…何言ってるか解らないです!」

山崎君の隣でバンバン襖を叩いた。
ヤバい!!吐血する!!病気だなんて、ぐあああああ(泣)

「瑚町出て来て!!俺!藺だよ!!お土産も沢っ山買ってきたよ!!」

「瑚町さん!声聞こえるでしょ!?桜神さんが帰ってきましたよ!襖を開けて下さい!」

すると部屋から掠れた声で

『りん…!?』

と言う声が聞こえた。

『りん って…今や某動画で大人気なバーチャルアイドルの双子の姉n「うん!確かにそっちも"リン"だね!でもこっちは"藺"だからね!!」

俺だってばあああ





「朝っぱらから何の騒ぎ?五月蝿いなぁ…」

その場に新しく瑚町の兄である瑚胡弥が加わった。