「あっああぁッ！ も、やめ……っ」
驚異的な速さで俺を押し倒し服を剥ぎ取った獣、基シズちゃんは、その口いっぱいに俺の息子を銜え込んでいた。シズちゃんの唾液と、不本意ながらも彼の口淫で高ぶってしまった自身の先走りが混ざり合ってグチュグチュと卑猥な音を出す。
元々彼の力に対抗できるほどの体力がない上に、一度快楽を感受してしまえばまともに抵抗などできるはずもなく、俺は精一杯にシズちゃんの髪を引っ張り嫌だやめろと喚くことしかできなかった。
「あっふぁあ、やだ、ぁ、やめて、て」
「うるへー……ん、だまっへろ」
「ひっ！ ばっ、そこでしゃべんな…ゃっあぁあ―――ッ！！」
必死にやめろと言うのに今さらこいつがこの行為をやめるわけもなく、一際敏感なカリの部分を甘噛みされて俺は呆気なく欲を放った。それだけでも有り得ないことなのに、シズちゃんはそれを数回に分けて飲み下す。コクリと鳴る喉の音に、一気に顔に熱が集まるのを感じた。
「……んっ、美味い」
「ば、ばかだろ…！ なに、何やって、」
「はいはい。後ろ慣らすぞ」
……ああもうホントにこいつやだ。
＊ ＊ ＊
「あぅっ、あああ…んっ、し、ズちゃぁああア……！」
「っ、はッ、いざ、や」
耳元で囁かれた色っぽく低いテノールに、意識せずとも内壁をきゅうっと締め付けてしまう。あのあと、性急な手つきで後ろを慣らされシズちゃんの規格外とも言える立派なソレを突っ込まれる頃には、俺の理性なんてぐずぐずに溶かされてしまっていた。許容量を越えて限界まで広がった孔は、僅かに痛むも裂けてはいない。
ただでさえ狭いそこを激しく突き、けれど正反対の優しい手つきで髪を撫でられて、嬉しいようなむず痒いような、自分でもよく分からない感情が甘い声となって漏れた。
「……っふぁ、んぁあっあっしず、しずちゃぁん」
「どうした？」
「っ、き……すき、シズちゃ、好きぃ…―――っアぁあああ！」
「ッばかやろ、」
「あっ、あーっ！ あっ、す、きぃ、ぁっ、しうひゃ、ぁふ……んっんんン！」
今までよりも更に激しくなった動きに頭の中が真っ白になる。必死にシズちゃんにしがみつきながら好きだ好きだと譫言のように繰り返す俺に、シズちゃんは噛み付くようなキスを寄越した。言葉も酸素も、何もかもを奪ってしまうような。暴力的で、優しいキスだった。
「ンっふぁ、んんっ、イ、くぅ……、シズちゃ、も……っ、」
「ああ、イけッ……臨也、」
「誕生日、おめでとう。愛、してる……！！」
「ッ!? っア、あぁあっあ――――…！！」
大好きな声でそう言われた瞬間、俺は自分の腹に欲を放った。同時、敏感な奥に温かい感覚が広がっていく。ああ、シズちゃんもイったんだな。そう理解するよりも先、俺はシズちゃんに抱き着き口づけて言った。
「ねえ、今日が終わるまで、ずっとこうしてて」
「ああいいぜ。臨也、」
手前が望むなら
(ただし今日だけ、な)
(十分だよ)
――――――――――――
＼HAPPY BIRTHDAY 臨也さん！！／
デュラに出会って早一年半。臨也さんを好きになって早一年。
そう、私は最初帝人くんが好きでした。奥手な帝人くんマジ天使！ ダラーズの創始者帝人様マジ帝人様！ でした（笑）
……あれ、私は一体いつから臨也さんの方が好きになったのか（
とにもかくにも、臨也ラァブになり、シズイザが私のジャスティスになり、今の私があるわけです。聞いてもいないことをペチャクチャ喋るのが私のデフォです（キリッ
いつもぼっちな臨也さん！
孤独な中二病臨也さん！
アローンな黒幕臨也さん！
これからも（多分）ずっと大好きです！
誕生日おめでとう臨也さん！そして小野D！！
好きだぁぁあぁああ！！るぁぁぁあ゛ぁあぶ！！
（20110504）
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