あとがき
この度は「心の声が大きすぎるよ、五条くん!改」を読んでくださり、ありがとうございます。
このシリーズは他サイトでの短編として上げたのですが、好評で続きを書いたり、製本化もしました。それもこれも感想などいただけた結果だなと思います。
ここから、内容や裏設定の話にはなるのですが、今まで入れていなかった離反後の夏油について、七話の五条視点で少しだけ触れました。まぁ、夢主が心の声を聞いてあげてたとしても、夏油は離反していただろうな、とは思います。他人の心の声を、他の誰かと共有するということを夢主はしたがらないので、もし聞けていたのなら、結局は夏油と二人で話してしまい、何の解決にもならないのでは、と個人的に思ってます。
五条視点なので、夢主がかなり五条に気を遣っていたりしますが、相手が溺愛する五条だからこそやってるのであって、基本、自分に敵意が向いている相手や、嫌な心の声の相手だと、何だコイツ、ブチ○すぞ。くらいに思いながら笑顔で遠ざかり、関係を断ちます。人間関係の作り方が上手いです。個人的に、裏で新田ちゃんと仲良くしててほしい!という気持ちから、新田ちゃんの心の声が聞こえている。という話を少し出しました。苦労してるなぁ、この子。と思いながら、適度に距離を保ちつつ、仲良くしてます。
七海も出したかったのですが、断念しました。ずっと、夢主と五条の関係を不思議だと思ってます。結婚後は、寧ろ結婚してなかったのか。と思うくらいで。硝子はま、呪術師やってて、真っ当な幸せを得る人なんて一握りなんだから、いいんじゃない?という感じです。
そして五条と夢主はいつか訪れるであろう、死に別れなどを考えながら、一日一日を大事に生きています。
渋谷事変は近いです。
改めてまして、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!心の声シリーズはこれにて完結です!
感想などいただけましたら、大変喜び、励みになります。
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