#あとがき





あとがき

 「愛おしくて、嫌い。」を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
 猿夢主のお話は書きたいとずっと思っており、バッドエンドになるだろうな、とその方向で考えていました。が、転生したら何でもハッピーになる!と転生先で幸せになりました。

 ファンブックにて、夏油は「猿が嫌いと言い聞かせていた=vという先生の回答を見て、すごく切なくなりました。元々は人が好きだったのに、大義の為に嫌いだと言い聞かせていたのだろうな、と思いまして。両親を殺したのもその覚悟だったのかな、とか。彼の非術師に対する気持ちを考えた上で、教祖としての夏油は彼女と結ばれることはないな、と転生にしました。
 夢主は突然、記憶が蘇り、夏油は徐々に記憶を見ていて、最終的に自覚が芽生えた。という感じにしました。そうなれば、夏油自身は病むんじゃないかな、と考え、メンヘラヤンデレ気味になっております。面倒くさい男です。それが好き。
 転生前は夢主は夏油を頼っていて。信仰の対象ではないですけど、好いていました。 
 転生後は夏油が夢主に依存してしまいます。夏油の顔はいくつもあると思ってるので、彼の素は、夢主に見せたような、我が儘な一面なのでは、と思ってしまいます。演じることに疲れてしまった。というイメージで書いています。
 自分の好きな夏油イメージを書けたので、とても満足しています。

 感想などありましたら、よければメッセージいただければと思います。改めまして、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。



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