#あとがき。







あとがき。


「最初で最後の恋人だからって。」を読んでいただき、ありがとうございました。
あとがきは長編やツイッターでだけ、と思っていたんですが、ほぼ全話がR-18という、あまりにも異例な内容となりましたので、あとがきを書かせていただこうと思いました。

何故こんなことになったのか、ということについてなんですが、『噛んでみたら、意外に大きな反応があったから、五条に噛み癖がついちゃって、夢主はそれを強く否定出来ないから、ずっと噛まれてる。怪我をした時にそれが硝子にバレて叱られる』という内容だけを書きたくて、書いていたんです。
でも、いきなり付き合っていて、行為をしている所から始まるのもな、と五条と夢主の馴れ初めから考えてしまい……とやりたいことが増えて長くなりました。原稿や他のお話が行き詰まって、現実逃避したくなったというのもありますが。。。


タイトルは決めるのが下手くそです。洒落たもんなんて思いつきません。
初恋をずっと続けている二人にとっては最初で最後の恋人だろうな、とつけたんですけど、割と五条と夢主がドタバタしてるような内容で、夏油と硝子が呆れるくらいの仲なので、
「最初で最後の恋人だからって」
『甘えすぎ』
『甘やかしすぎ』
と、五条と夢主の視点からでのタイトルじゃなくて、第三者視点からのタイトルっぽくつけてみました。説明しないと分からん。


呪専五条は、思春期の男の子感を出したかったんです。遊んでるイメージもあるんですが、ちゃんとその辺は守ってそうなイメージもある。
15歳での初恋で、女の子を意識し始めて、ドカンと今までの感情や欲求が爆発した。ってイメージを持ちながら書きました。
なので、好きという感情が結構表に出てしまったりするので、何かテンションが28歳くらいの五条っぽくなったな、と思ったので、口調は結構荒めにしました。
最後に28歳近い五条で終わらせたのも、やってることは似てるけど、違いは出るのかなと。
別のシリーズでもそうですが、呪専時代と教師時代の夢主との付き合いの差を書きたくなるので、これも癖です。

更に、呪専時代の五条は身内の前で、恋人に見せるデレデレした姿を見せるのが恥ずかしい、みたいな気持ちの思春期の男の子のつもりで書いてます。そういう見栄を張るようなことしそうだなって……恋人の前でも動じないぜ。っていう。椅子から転げ落ちるくらい、思い切り動じているんですけどね。
でも大人になってからは、何かのキッカケで、自分と恋人の夢主とはラブラブです。っていうアピールを始めて、外でもデレデレするようにはなってるかな、とお話の中以外で考えてます。

甘えたい五条と、そんな五条に弱い夢主のお話でした。


改めまして、ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。
他のシリーズもよろしくお願いします。



back


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -