ネタ供養と名前変換なし(小説) | ナノ
Rに成り代わったりスタクル入りしたり。

ジャンプ漫画に明るいオタク(女)→R(男)に成り代わって戸惑いながら世界蛇でココとヨナを守り死亡→女に転生しました。

両親は昔から放任主義。きっと私なんて目にせずにイチャラブしているのだろう。そのお陰で、私は、“俺”にもなれたし、気味悪がられずに済んだ。私にとっては、これが3度目の人生だった。

1度目は少し先の日本で、オタクをしていた学生だった。ひょんなことから病気になって、早死にした。男なら、こんな病気にならなくてよかったのに、と思って、次は男になりたい、と思ったら2度目の人生は男で産まれた。

名前はレナート・ソッチ。イタリア人だった。親に勧められ、陸軍に入隊して、情報担当になって、色々あって、ソウの部下になって、お嬢の私兵になった。………死に際は後悔していない。俺はソウの命令には逆らえないが、お嬢やヨナを守れたので、いいと思っている。また会えなかったが、許してくれるだろう。そう思っている。

3度目、現在。女として産まれた。が、黒い影が私を取り巻くと、レナートになっていた。検証した結果、私は、男にもなれるらしい。で、気づいたジョジョじゃねぇか、と。1度目の人生、ジャンプ漫画に明るかった私が好きだった漫画の一つだった。そう思うと、ちょっと待て、なのである。まさか前の世界、漫画の世界だったのでは、と思うと、膝から崩れ落ちた。まさか、レナート・ソッチは、Rは、そこで死ぬべきではなかったのではないか。原作を知らない私が、なんと言えるわけでは、ないが。で、思った。スタクルを、助けようと。レナート時代と同様、それ以上に、体を鍛え、スタンドだと思わしきもののコントロールについてもしっかりできるようにした。

ファンタズマと名付けたスタンドは、2つの能力があった。一つ目、私に纏えば、何にでもなれた。“俺”になれたり、お嬢やバルメにすらなれた。ただ、姿は年齢に作用するらしい。二つ目、銃やナイフになる。しっかり人は斬れるし、実弾を射つ。ただ、銃身を、ナイフを手放すと、霧散する。銃弾も。



学生生活は、中学で卒業した。親に振り込まれた金でイタリアに飛び、Rの姿で何でも屋をした。Rのよびかたは、結構的を得ているので、気に入って使っている。で、ひょんなことからジョセフ・ジョースターと知り合った。

で、3部です。気づいたらスターダストクルセイダース、通称スタクルの仲間入りを果たしていた。いや、ほんと何があるかわからないね!

実は花京院とは小中を共にしていたりはするが、この旅で、本来の姿は見せるつもりはないし、暴露する予定はない。というか、Rでいる方が気が楽なのだ。体は軽いし、荷物も軽々運べる。1度目の人生で、好きだった、憧れだったキャラに会えるだけでも眼福なわけだ。スタクルに同行する以上、足手まといになるつもりなどは、一切ない。

「R」
「なんだ?」

ふーと煙草の煙を吐く。

「…………喫煙禁止だぞ」
「いいじゃねぇか。…………へいへい」

ぐしゃと煙草を潰す。ンドゥールの攻撃から、かなり深く傷を負ったせいで、入院を言い渡された。俺は脱走して、ついて行こうとして、花京院が制止役に抜擢されたらしい。

「カキョーも、俺を置いて行けばよかったのに。休息すらまともに取らせてくれねぇし」
「体に悪いだろう」
「その言葉をそのままクージョに言ってやれ」

みたいな。

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