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【REBORN!】×【戦場のヴァルキュリア3】

カエデ・アーヴィング

リエラとクルトの孫

リエラとクルトがもう戦争に巻き込まれないようにと日本に移住した。

黒髪に銀色のメッシュが入った髪
赤目

リエラから貰った御守りであるネックレスを常時付けている。


リエラとクルトは今もイムカと親交がある。



「化け物!」

小さい頃からそう言われ続けて、皆に嫌われた。

でも、心優しい祖父母のおかげで道を外さずにいけた。
両親は物心がつかないうちに死んだらしい。

「行ってきます!」
「行ってらっしゃい」

おばあちゃんと挨拶をして学校に向かう。


××


ガタガタ

建て付けの悪いドアを開けるけど、誰も私がいないように振る舞う。
中学に入ってからは暴力ではなくこうなった。

暴力をふるわれるよりかはこちらの方がいい。

勉強するにはいい環境。
おかげで成績だけはいい。

……でも、私の存在が無いクラスが稀に壊れる。

……なんだっけ。リボ山?先生。
あの人が土曜参観で当ててきたのだ。

丁度、おじいちゃんが教えてくれたところだったので、答えたのだ。
それがまずかったらしい。

大学レベルだったらしく、目立ってしまったのである。
それに、しきりに喋る赤ちゃんに話しかけられるようになった。


××


「ただいま……」
「おかえりなさい、カエデ」
「誰か来てるの?」

少し着飾ったおばあちゃんに疑問を持つ。

「イムカが来ててね」
「イムカさんが来てるの!?」

イムカさんはおばあちゃんとは対照的だけど、優しいから好き。

「カエデが帰ってきたのか」

ひょこっと顔を出してきたイムカさん。

結局、そのままリビングに行き、話をしたり、お菓子を食べたりする。
英語で。

日本生まれのハーフで旅行程度でしか海外に行かなかったけど、英語が話せるのは大体イムカさんがいたからだ。

まあ、イムカさんは今では日本語話せるらしいけど、使わないみたいだ。

でも、英語についていけないときがある。
それが今だ。

所々、単語がわかるけど、やっぱりわからない。

おじいちゃんが折れたみたいで「仕方ないか……」と言っている。

「何の話してたの?」
「イムカが居候することになった」
「……え?」

思考停止して固まっている私におばあちゃんが言う。

「知り合いの同僚も多く亡くなってね。
もうイムカの周りにはいないから、こっちに移り住みたいって」
「孤独死はしたくない」
「ってことだ。いいか?カエデ」
「イムカさんと過ごせるの、嬉しいから全然いいよ!」

ふふっ嬉しいな!


××


夏休みに入って、おばあちゃんと一緒に買い物に行く以外は家からあまり出ない。

「何を読んでる?」
「あ、イムカさん。えーっと…ヴァルキュリアの歴史?」

神話から始まり、歴史まで全てが書かれている本。

イムカさんの顔が少し曇ったように見えた。

「……?」
「私が生まれた村は、ヴァルキュリアに滅ぼされたんだ。
が、もう、気にしてない」

そう言って、頭を撫でられる。

きっと、イムカさんは本当にそう思ってるのだろうけど、辛い思いを思い出させてしまった。

「ごめんなさい……」
「気にしない。私が生きているのは、ヴァルキュリアのおかげでもある」

え……?

「ヴァルキュリアにもいい奴と悪い奴がいる」

そう言うと邪魔をしたな、と言って書庫を出ていった。

聞いても答えてもらえそうもないので、ヴァルキュリアについて調べようとしました。


××


夏休みが開け、普段通りの生活が送られていた。
はずだった。

「はぁ……随分と物騒だな……」

最近、風紀委員の人が襲われているらしい。
そのせいで周りがピリピリしている。

「人参とじゃがいもとお肉とタマネギ…スパイスの…カレーかぁ」

スーパーで買い、帰路につく。

「あれは……クラスの獄寺君?」

それと、黒曜中の人?


没理由→辻褄合わせが大変になった

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